『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 きょうは「立春」!!

2010-02-04 14:48:59 | Weblog

 

                

  

 「立春」なのに寒い。

 時候の挨拶にも「立春とは、名ばかりで云々・・・」等と使われますがこれは、誤解で「立春だから寒い」のだそうです。

 「立春」はこの頃以降「春の気が立つ」と言う事からつけられた名称だそうです。

 つまり、立春は「今が寒さのピーク。これ以降はだんだん暖かくなってきますよ。」
 
と言う意味だそうです。

 なるほど、節分の昨日より、今日は若干ですけど凍れが緩んでいるようです。

 庭の白山石楠花の葉が少し開いています。昨日は針の先のように尖って細く、痛々しさを感じました。

 今日は同じ氷点下でも、陽ざしが強く、春の息吹がそこはかとなく、漂って・・・嬉しくなってきます。

 家の中の花々が、優しく咲いて眼を楽しませてくれてます。

 リハビリのせいでしょうか!足の痛さが随分楽になって幸せ・・・

 庭の花々やタヌくんに早く逢いたいです・・・。

         百人一首より   光孝天皇

  君がため 春の野に出でて若菜摘む 我が衣出に雪は降りつつ

 春の野に出て、若菜を摘んでいましたが、春だというのに、チラチラ雪がふってきて、着物の袖に雪が降りかかっています・・・。