『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

  勘違い?

2010-11-14 11:20:20 | Weblog

           

 何を勘違いしたのでしょう?エゾムラサキツツジが寒さの中咲いています。

 重い雲が低く垂れ晩秋の冷たい風が容赦なく木の葉をとばしている・・・寒々とした光景。

 さすがの庭の主も”ブルブルッ”カエル君も傷んだ体を愛おしそうに労わっています。

 晩秋と、黄昏どきの自分が重なって切ない気持ち・・・だから「秋」が嫌なんです・・・

 ちょっとした言葉にでも変に反応してしまう自分がいやっ・・・

 心が、ささくれだっていて前向きになれず、グズグズとな~にもせずに文句ばっかり言って・・・

 そんな自分が一番きらい・・・

 さむい!

筋書き
そうか、なるほど、こんな筋書きになっていたのか、と
年を重ねるたびに少しずつ自分の人生の輪郭が見えてくる。
筋書きはドラマの進行とともに明らかになるということ・・・・
この先、心配しなくても筋書きはちゃんとできているようだ。

 

励まし
錦秋を誇った山々の紅葉が
まるでシャワーのように猛烈な勢いで散り始めている。
一本の木が落とす落葉の量は半端ではない。
それらがみな木々の養分となって、来年の芽吹きを支える。
冬支度を急ぐ彼らに背中を押されながら、

「お前もがんばれ」と励まされている。

            回り道の唄から・・・