『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

雨・・・それとも偲びなき?

2011-06-23 17:13:31 | Weblog

    

     

     音も無く静かに降っている雨・・・何となく偲び泣いているよう・・・

     ローソクの焔がゆらゆらと揺らめいている・・・ときどき思いだした様に「ジジッ~ジジ」と訴えるように燃え上がる。

     昨日も沢山にお花いただいたね・・・お花が好きだったこと皆さん覚えていて下さったのね。

         「あなたお花に埋まっているよ・・・」でも我が家の庭は草に埋まってしまいタヌでさへ探さなければ、みえないよ・・・

     私は知~らない~~今日は窓の棧のあかこすり・・・きれいになったでしょう!例年はあなたの仕事だったけど~

     何だかもう嫌になったよ・・・何もしたくない・・・「平安」が好きだ何てバッカみたい、あなたがいての夢物語りよね

         先程お友達知らなかったと言って電話下さったよ。もう此処を引っ越されたかたが教えたみたい・・・あなたの優し

     い笑顔が見られないと言って泣いていました。

     「あなた、本当に倖な人ね・・・」

     あなたが呼んでくれたら!何時でも行くから・・・待っているから・・・でもあなたの病気を気が付かずにいたことが

     情けないやら悔しいやら・・・ごめんなさい。