あなた
今日も寒い一日でした。春の嵐が暴れ狂っているようです。春は穏やかな筈なのに・・・この酷い嵐が通りすぎないと穏
やかで暖かい日にはなれないよう・・・
庭の雪も大分少なくなったよ。でもタヌはまだ目覚めていない。せめてタヌにだけでもあいたいのに。
まぁ私の勝手な願いなんて聞いてはもらえないでしょうけど・・・
どう表現したらよいか判んないけど、胸の奥のほうに小さなシコリがあってときとして疼き騒ぎ出すの。わたしの僻みかも
しれないけど・・・どうしてこう、僻みっぽくなったんだろうね?決して好い事ないのに。
あなたの所為だと思う・・・さっさと逝ってしまうんだもの。残されたわたしの気持ちなんて判ろう筈ないよね。
写真にむかってブツブツと独り言。
あなたは只笑ってる・・・ そんなの嫌だ・・・
春の夜の 夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
周防内侍