あなた
今日も暖かく穏やかな春の日です。そして残酷ですが、何の日か判りますか?
朝早くから祭壇のお掃除をしました。
季節のなかで一番好きな5月です。でも昨年からは辛い5月になってしまいました。でもね・・・
あなた
今日お買い物の帰り十何年振りに知り合いにあい、お喋りしました。ご主人亡くなって33年になるんですっ
て・・・ 彼女42歳だったそうよ・・・辛かったでしょうに。子供さん二人育てるのに夢中で泣いている暇はなかっ
た・・・って二人のお子さんのうち男の子は43歳でなくなったそうです。脳溢血ですって。
今はたった一人で暮らしていますって言ってらした。
悲しくて淋しいのは私だけでないって、つくづく思いました。お子さんに先立たれた時の方が辛かったって・・・涙
ぐんでいた。
わたしはあなたと余りにも長く暮らしたので、一番可哀想と思ったけど、もっともっとお気の毒な方いらっしゃるん
だと、しみじみ思いました。
あなたには、いっぱいいっぱい優しくしてもらった。苦しいとき、悲しいとき、何時も隣にいて慰めてくれたね・・・
これで、好いってことないけど・・・「あなた有り難う・・・ほんとうにありがとう・・・」
「kei元気だせよ・・・」って言っているあなたの姿が眩しく見える・・・