『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

”遠いあなたへ…”

2012-12-18 16:36:00 | Weblog

 

                       

    あなた

 冬真っただ中。タヌを見て…間もなくスッポリと埋まってしまい春まで冬眠です。

 出来る事なら、わたしも冬眠したい。

 風もなく雪が深々と降っています。明日はまた雪かきです…

 こんな日は何も手につかずじ~っと雪の降る様子をみては「よく厭きもしないで…」と深いため息。

 どんなに嘆いても雪はふります。

 あなたの所はどうでしょうか?

 みんなに助けられながら!生きてます。淋しい…なんて言ったら「バチ」があたりますね。

 だから、あなたにだけ…そ~っといってます。

 わたしって贅沢?どんなに優しくされても、心の中にポッカリと空いた穴は塞ぎようがなく

 冷たい風が吹き抜けていくよ…

 あなたが、まだ此処に居た頃の事が妙に懐かしく…”あんな事・こんな事”些細な事を思い出しては

 唇を噛んでます。

 あなたも、お喋りの「kei」が居なくて淋しいでしょう?でも、もう少し我慢してね。

 あなたの事だから…「静かでいい…」なんて痩せ我慢してるかも?

 雪は止みそうもありません…