『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 あれ程長かった刻(とき)が、今のわたしにはついて行けそうにない位早く…

2016-09-17 11:38:16 | Weblog

  
                                                  
                                                          2016-9-14-「源平カズラ」

   あなた

 叩かれ強い「源平カズラ」

 長い間手を掛けてもらえず、それでも強く…優しさも忘れず咲いてくれた「源平カズラ」

 見事です。

 可愛い。

 心から「愛おしい」って思います。

 

 秋の日はクルックルッって変わります。

 モタモタしてるわたしをよそに、庭の花たちはドンドン枯れて再び廻りくる日まで、静かに

 休もうって…

 そんな状態でも、わたしは何もしてやれない…

 楽しませてくれた花の花殻さえ始末出来ない…

 「ごめんね~~」

 

 僅かに風

 さむいってほどではないけど、頬を撫でるのは、カラッとした秋の風。

 

 あなた

 刻(とき)の立つ速さをかんじます。

 あれ程長かった刻(とき)が、今のわたしにはついて行けそうにない位早い。

 あなたのお兄さんの一年祭。

 許可を頂いたのでいってきます。

 淋しいね。