あなた
雲の切れ間はなく
ドンヨリと
曇ったまま
しばれるでもなく
融けるでもなく
ザクザクとして
轍に足をとられそう…
そんな
春からぬ日
僅かな距離の
バス停~~が
わたしの足では
相当の距離…
ホトホト
疲れたぁ…
歯医者さんへ行ってきました
あなたがいたら
車で
送ってくれたでしょうに…
自分の身体が思うように
ならないと
つい
愚痴が募る
愚痴って
キリがなく
世の中の辛い事
ひとりで
背負ってる様に…
錯覚
沁みじみ
バカだな~ぁって…
堪え性がないのね~~…
母の住む国から降ってくる雪のような淋しさ 東京にいる
(『サラダ記念日』)
ゆく河の流れを何にたとえてもたとえきれない水底(みなそこ)の石
(『サラダ記念日』)
散るという飛翔のかたち花びらはふと微笑んで枝を離れる
(『かぜのてのひら』)
俵真智さん(『サラダ記念日』)より
俵真智さんて
素敵と思う…
な~にもしなくても
時間だけは
過ぎていきます
外は
暮れ泥んできました
弥生三月の午後