『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

外は寒々として…秋口の様な昏く淋しい……日です

2020-04-25 16:05:28 | Weblog

          
            あなた
      とても卯月とは
      思えぬほどの
      風の冷たさですが
      「ムスカリ」が
      可憐な姿を
      現しました

      つめたい…風に
      逆らうことなく 
      ちいちゃな
      すがたが
      可愛いです……

      日がな一日
      何するでもなく
      ただ
      ぼ~っとして
      思い出した様に
      古い本を手にし
      読むでもなく…

      パラパラ…と…

      あれやこれや!
      と
      あなたのこと
      思い出しています

      そう
      今一番気になってること
      あなたの前で
      グチグチと言ってたこと
      それさへ済ますと…

      わたしの
      役目は終わりの様に
      思います

      外は
      随分と昏く
      秋口のように
      寒々として~~

      そんな
      卯月の午後です