あなた
とても卯月とは
思えぬほどの
風の冷たさですが
「ムスカリ」が
可憐な姿を
現しました
つめたい…風に
逆らうことなく
ちいちゃな
すがたが
可愛いです……
日がな一日
何するでもなく
ただ
ぼ~っとして
思い出した様に
古い本を手にし
読むでもなく…
パラパラ…と…
あれやこれや!
と
あなたのこと
思い出しています
そう
今一番気になってること
あなたの前で
グチグチと言ってたこと
それさへ済ますと…
わたしの
役目は終わりの様に
思います
外は
随分と昏く
秋口のように
寒々として~~
そんな
卯月の午後です