雛祭りが過ぎ、啓蟄が過ぎ小さな虫たちがゴソゴソと這い出してきました。
“あぁ春”なんだと思いながらも『蒼樹卒業』ですべてが終わったような・・そしてな~んにもなく、抜け殻のように気力もなく、書く事も出来ずとダラダラの日々を過ごしていました。
これでは、本当に駄目になると、雪が消えかかっている庭に出てみました。
柔らかい春の陽ざしが乾いた私の心に沁み込んでくる。
何とも言えず”仄々と暖かい”
アレッ 小さな小さな春の花々が雪の下から芽吹き
「見てよ!わたしよ」 と言いたげに可愛い顔を覗かせています
エゾエンゴサク・スイセン・フッキソウ・クロッカス・フクジュソウ・カンザシソウ・チョウノスケ・など等
庭の主タヌキ君が「なまけている場合じゃないよ・・・」 と大きなギョロ目で睨んでます。
こうなっては、どうしようもなく素直に「ゴメンネ」と詫びをいれます。
まだ、冷たい雪を被っている、ガンコウランが
「早くどけてよ、重いわよ・・」と体を震わせながら雪を振り落とし、少しずつその美しい姿を現していく。
こんな自然の素晴らしさを目の当たりにすると、弱い自分が恥ずかしく、「そう、私も持てる力で、少しずつ頑張ろう!」 と、気持ちを新たにしました。
これからの、毎日は一日一日 表情が変わり新鮮で、小さな春がすこ~しずつ膨らんでいきます。
「冬のお隣で待っててくれる、春の季節さん、もう少し、足踏みしててね~間もなく到達しますから~~~」
三寒四温でまだ寒い日もあるでしょうが、確実に着きますから・・・
待ちに待った春はもうすぐです(⌒ε⌒3)
なまけ者の私ようやく諸々のこと受け入れてもう少し頑張ってみようか?と結論だしました。
何時まで出来るかはわかりません・・・が