『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

四国の”かずら橋”を思い出しました…

2014-01-30 16:13:11 | Weblog

 

                       
    

     あなた

 クマガイソウとアツモリソウです。  

 今年はもう咲かないでしょう… 淋しいけど。

 この花をみて、なんとなく、平敦盛と熊谷直実に思いを馳せました。

 やっぱり、戦争は惨い…

 とりとめのない事を考えているうちに四国へとんでいきました。

 四国”祖谷かずら橋”に纏わる諸々…

 三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」は、日本三奇橋のひとつとして知られています。

 四国山地に位置する祖谷地方には、かずら橋に象徴されるように、屋島での源平合戦に敗れて逃れ、

 最後にこの地にたどり着いた平家一族にまつわる遺跡や伝説が数多く残されています。

 また、この地域は、深い渓谷によって、古来他の地域とは隔絶された世界を形成してきたことから独自の文化や

 エネルギーを感じさせる地域でもあります。

 重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られおり、3年毎に架け替えが行なわれます。

 平家の落人が隠れ住んだ祖谷渓谷は、剣山から流れ出る祖谷川が、深い山々をV字型に切り込んで流れ、断崖絶壁が続く。

 渓谷にかかるかずら橋は、落人が考案したといわれる吊り橋で、野生のシラクチカズラで作られており、長さ45m、幅2m、水面から

 の高さは14mもある。国の有形民俗文化財。

 

 ゆらゆら…なんて生易しいものではなかったけど、渡ることできました。

 あの険しい剣山を見たとき、あの山の中に逃げ込んだ「平国盛」たち。

 どんなにか、辛かったことでしょう…ただヒッソリと息を潜め暮らしたのでしょう。

 

 人間って生きられるのですね…

 いや与えられた「生命」生き続けなければならない、それがどんなに過酷であっても……

 

 

 

      


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