あなた
日足が長くなったとは言え、この時間になると夜の帳が静かに降りてきます。
大事にしていた、しだれ柳 も雪に覆われ暫らくは使えそうに ないです。
あなたのいた頃は、今頃初釜で、柳をさがしてたね…
もうお釜をかけなくなって、何年にもなって、それなのに
昨日お道具屋さんから電話があった、でもお断りするしかないもね…。
一抹の淋しさはあります…
着物を着て炭を熾して、使うお茶とお菓子・お干菓子など確かめ「うん大丈夫」
大変なのは懐石料理、前日からあなたにも手伝ってもいながら、買い物に走ってもらった…
もう、遠い昔の話…
もう一度、やろうかな?とも、思うけど…やっぱり無理だろうな…
歩けないし…
あなたに引っぱって、もらうしかないもね…
そんな風に思うと、淋しいし、辛くなる…
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