” シャンコシャンコ”が聞こえてくると、(それいけアンパンマン)になってしまう五歳児・・
浴衣を着せてもらい、気持ちは飛んで行ってます。
昨年までは、どうしても 輪の中に入れず、父親か母親が一緒でなければ駄目でした。 さて 今年は? まずは、娘と一緒におどりのなかに入りました。一周した位で娘が戻って来ました 「あら、どうしたの?」 「カッタンひとりでおどれるから、ママ 座ってて いいよ」 ですって と言う事で 飲み物 食べ物を買い 五歳児の踊り見物です。 幼稚園の年長さんに なったせいか 随分おとなになったようです。 が娘は、やはり心配らしく 輪の外で子供を 追っている。
よくぞ こんなに 元気になった。 気管の弱い児でした。二度も入院を経験し 風邪の度に あの小さい手の甲に注射針を くくりつけられ じっと堪えていた 痛々しい姿 を 見て、何度涙した事か・・・ 今では体を動かすのが大好きで ”ダイエット ダイエット”と走りまわっている そして 花火が 大好きっ子
そんな事を思い出しているうちに おどりは終わりに近づいているようです。
放送が流れています。 「皆さん最後まで頑張って下さい 一生懸命 頑張った人にはご褒美があたります」 踊りの輪は一段と大きく膨れます。
終わりました。 孫が 飛んで来ました 胸に 大きな大きなメダルをつけて 「バアバ、みてみて カッタンひとりでがんばったから! ごほうびもらったよ」 余程嬉しかったのでしょう 眼をキラキラさせて、飛び跳ねている。 良かったね 本当に良かった! このメダルは 一生の宝物だね・・・
本当に馬鹿な、バアバです。お恥ずかしい・・
今のうちにうんと楽しい思い出を作ってあげてください。