あなた
昨夕から雪が降ってる!津々と…
時どきカーテンをそ~っとひき「あぁ降ってるんだ~」って…
お伽噺に出てくるような降り方…
雪かきなんて忘れて…
大好きな降り方…
音もなくただ静かに雪が降ってる。
今朝半分楽しみながらカーテンをひく。
思った通りコンモリと雪を被った庭の木々…
自分では何も出来ないけれど…
除雪を頼んでいるので…
車庫から玄関まできれいに雪かきをしてくれる。
そんな時「わたしって、倖せ…」って…
昨夜はたまたま、クリスマス、雪の似合う静かな夜、こんな素敵な夜なのに…
たった一人がたまらなく侘びしかった。
今日もどんよりとした寒々しい日。
久しぶりに「マッチ売りの少女」を思い浮かべる。
《大みそかの街の通りを、マッチ売りの少女がはだしで歩いていた。
マッチが一つも売れず、指を暖めるために1本のマッチをすると、美しい幻が少女の前に展開する。
初めのマッチは大きなストーブ、ついで御馳走(ごちそう)いっぱいのテーブルやきれいな
クリスマスツリーが現れ、その光のなかに彼女をただ1人愛してくれたおばあさんが現れる。
おばあさんを引き留めておくために残りのマッチを全部すると、
一面の光のなかで少女はおばあさんに抱かれて空高く舞い上がる。翌朝、
微笑を浮かべながら少女は街角で死んでいた。彼女がどんな美しいものを見たかを知る者は
1人もなかった。》
アンデルセンのマッチ売りの少女
貧しい少女時代を過ごした作者の母を記念した作品の一つだそうです。
現在も尚多くの人に親しまれている不朽の名作。
あなた
雪に埋もれないで…
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