『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

”雪”が積もらないよう願ってます。

2013-12-06 16:52:42 | Weblog

       

                                                                                                                                                                                               
                  かずら橋                                                 祖谷渓

   あなた

 懐かしい写真でしょう…

 楽しかった事を思い出し整理の手が止まってしまう…

 やがては、捨てられるであろう写真…

 なら、やっぱり自分の手で始末したほうがいいね…

 

 随分逢っていない人からの電話。

 曇もった小さな声……

 想像も出来ないような、色んな事があっても…それでも与えられた生命大事に生きて居る。

 

 よそ見をせずにまっすぐ前をみて…歩くんだよね…

 私だって、いっぱい、いっぱい潰れそうになるくらい背負ってそれでも、頑張って生きて居る。

 

 あと、幾許もなくして、「さよなら」する平成25年…

 けっして、わるい事ばかりではなかった。

 何時も気にかけて下さる先輩が励ましのメールを下さる。

 「来年はきっと良い年」であるようにと……

 年齢と共に涙腺が弱くなり優しい言葉につい、溢れくる泪。

 みんな優しい…

 

 あなた

 わたしは、「倖せ…」です。

 

   哀れとも いふべき人は 思なえで 身のいたづらに なりぬべきかな      謙徳公

 

 先ほどから静かに雪がふってますよ。

 あまり積もらなこと願ってます。

 

 夜の帳はとっくに降りてきて…

 昏くて長い夜が笑うかのように…「どっか!」と腰を据えてます…… 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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