かずら橋 祖谷渓
あなた
懐かしい写真でしょう…
楽しかった事を思い出し整理の手が止まってしまう…
やがては、捨てられるであろう写真…
なら、やっぱり自分の手で始末したほうがいいね…
随分逢っていない人からの電話。
曇もった小さな声……
想像も出来ないような、色んな事があっても…それでも与えられた生命大事に生きて居る。
よそ見をせずにまっすぐ前をみて…歩くんだよね…
私だって、いっぱい、いっぱい潰れそうになるくらい背負ってそれでも、頑張って生きて居る。
あと、幾許もなくして、「さよなら」する平成25年…
けっして、わるい事ばかりではなかった。
何時も気にかけて下さる先輩が励ましのメールを下さる。
「来年はきっと良い年」であるようにと……
年齢と共に涙腺が弱くなり優しい言葉につい、溢れくる泪。
みんな優しい…
あなた
わたしは、「倖せ…」です。
哀れとも いふべき人は 思なえで 身のいたづらに なりぬべきかな 謙徳公
先ほどから静かに雪がふってますよ。
あまり積もらなこと願ってます。
夜の帳はとっくに降りてきて…
昏くて長い夜が笑うかのように…「どっか!」と腰を据えてます……
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