『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

”風花”が舞って……

2013-12-07 16:52:20 | Weblog

   

             

    あなた

 四国の旅の…続き…

 長い階段をひたすら”ハァハァ”言いながら上った。

 1365段…よくもまぁ上ったと今になってしみじみ思う。

 そして、限りなく優雅だったのは、「和蝋燭」を作っているお店。

 創業以来150年の伝統を守っているとのこと。

 幽玄の世界に誘われ(いざなわれ)そうな…ゆらゆら揺らめく蝋燭の燈火(ともしび)…

 

 きょうは少々荒れ模様…

 風花がクルクルって舞い優雅な姿を見せ…余韻を残しながら消えていった。

 何度も目の当たりにすると…もしかして、わたしに何か?言伝……

 そんなわけ、ないよね…

 

 淋しいとき、何とでも話ができる。

 だから、すごく倖せ。

 

 外はすっかり昏くなって…闇に誘われ(いざなわれ)そう…

 「怖くない…なんにも怖くない」

 

 昨日でも、今日でもない不思議な世界…

 また今夜もそんな刻に包まれて…何度も寝返りうって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          


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