『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 如月の月も後幾ばくも無くして終わり…です

2015-02-12 14:40:03 | Weblog

                                 
                                       ホタルブクロ  今年は咲くでしょうか?…   

  あなた

 今日も弱い光のお陽さん、ともすれば雲に覆われそうになりながら、それでも、

 照らさなきゃ~と…仄かな光をはなっています。

 すぐそこに「春」が足踏みしてるようにもみえるけど…なかなか「春」は遠いようです。

 雪囲いの竹が、待ちきれずに堅雪を押しのけニョキニョキと顔をだして…


 凍りついた道路はまだ融けずにデコボコ…

 弱いお陽さんの光では、まだまだこのままなのでしょう…

 

 如月の月も後幾ばくも無くして終わり…

 

 今朝”ナマゴミ”だしにでたら、お向かいの90歳になるおじいちゃんが、氷割をしている。

 「〇〇さん無理しないで…」って声をかけたら「ハイ判ってはいるけど性分で」って

 笑いながら「後何年こんな作業ができるんでしょうね…」と言っていた。

 「お互い与えられた命ですもの大事にしましょう…」と別れたが、

 奥さんを3年前に亡くしている〇〇さん…やっぱり淋しいのでしょう…

 


 


 『冬は、つとめて。                 「清少納言」

 雪の降りたるは、言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、

 火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。

 昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。』

 平安時代は今より、もっともっと寒かったことでしょう…

 今の世に生まれて本当によかったって…思う…

                                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


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