『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

「春」の香りが漂ってる あったか~い日庭に出て雪を掬ってみる  泡沫の夢の様に儚く消える

2017-03-11 15:10:45 | Weblog

        
               2013-6- 「芍薬」

  あなた

 「芍薬」の蕾

 素敵でしょう… 

 「芍薬」元気です

 可憐で優美な「芍薬」豪華な花

 花言葉=「はにかみ」「恥じらい」など。

 

 「春」の香りが漂ってる

 あったか~い日

 庭に出て雪を掬ってみる

 泡沫の夢の様に儚く消える

 何度も何度もおなじことしてみる

 手のひらの中には何も残らないけど…

 濡れている

 泡沫の跡

 

 あったかさに誘われ(いざなわれ)

 庭に出て見る

 大きく春の香りを吸い込む

 あまくって!苦くって…

 吐き出すのが惜しくって

 ゴックンとのみ込んでしまう

 胸の奥がチョッピリ、キリっとして…

 微かな春の匂い。

 

           


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2017-03-11 14:04:32 | Weblog

                                                                           2000-6-  「フジ 」

   あなた

 見事です

 いまはない

 無くしたものは素晴らしい

 

 心地よい春の息吹

 庭の雪の感触

 冷たくってあったかい…

 何度も掬ってみる

 泡沫の夢の様に

 手のひらできえていく

 

 春の香りが漂って来る

 鼻をピクピクして 

 思いっ切り吸って

 胸の奥まで春のあじ

 息をはきだすのが

 惜しくって…

 

                                                                      


舞い落ちる   儚げな淡雪   手のひらに受けて見る   瞬く間に消え水滴も残らない

2017-03-10 15:12:18 | Weblog

                     
                                     2009-7-「ツバメオモト」

   あなた

 随分昔の「ツバメオモト」

 今はこんなに綺麗な瑠璃色にはなりません。

 手入れの所為でしょうか…

 春には白い花が咲きますが、実が付きません。

 

 今日も行きつ戻りつの天気

 すぐ消える淡雪が儚く哀れ

 それでも忘れ雪と言いたげに

 舞い落ちる

 儚げな淡雪

 手のひらに受けて見る

 瞬く間に消え水滴も残らない

 

 静かな日

 

 閑かすぎる

 

 誰かにあいたい

 

 だ~れ…に

 

 雪はいらない

 

 あなた

 こうして今日も暮れる

 

  

 

 

 

 

 

 

 
                             


淡雪です舞い落ちてはすぐ消える 落ちては降り 降ってはきえる…

2017-03-09 13:44:13 | Weblog

                                                 

     あなた

 淡雪です

 舞い落ちてはすぐ消える

 落ちては降り

   降ってはきえる

 春になる前の一幅の絵です

 わたしはこの、淡雪大好き

 

 福寿草」

  まだ、雪の下です

 一日も早く芽を出す日を

 今や遅しと待っている~~…

 

 淡雪は止みました

 淋しいほどシ~ンとしてる

 寒そうに見えるけど

 飛び石の上は水溜まり

 庭の雪は随分と減った

 窓を開けると「はる」の香りが

 ぷ~んと漂って…

 

 穏やかな早春の午後

 指をかみながら庭の雪を

 飽きずに眺めてる

 わたし

 ”淋しくなんかないよ~~…”

 

 


石楠花の葉っぱが元気よく出てきたものの 寒さに「ちょっと早すぎたかな」って戸惑っている姿が可憐(いじ)らしい

2017-03-08 11:20:11 | Weblog

                      

                           
   

                             
                                         2009-7-「梅花空木」

   あなた

 「行きつ戻りつ」のてんき

 何度もこれを繰り返してようやく「春」

 昨夜の雪が寒そうに残ってます

 

 「梅花空木(ばいかうつぎ)」です

 透き通るような白い花

 花言葉 =「回想」「気品」「思い出」「香気」など。

 どこのお宅の庭にも見られますが

 初夏に4弁の花をつけ清楚な花

 眺めているとこちらが「シャキッ」とします。

 

 春の香りから遠のいてしまった今日

 ただ、庭の雪が沈んだのが嬉しい

 石楠花の葉っぱが元気よく出てきたものの

 寒さに「ちょっと早すぎたかな」って

 戸惑っている姿が可憐(いじ)らしい

 

 あなた

 この頃のわたし「ちょっと変」

 自分でもよく判らない…

 冷静なあなたの方が、判ってるんじゃない!

 「仕方ないよ」って言ってくれる?

 胃の隅っこに消化しきれないものが

 溜まっている感じ

 いつでも何処か重くって…

 憂鬱

 

 考えたってどうしようもないね…

 なる様にしかならない

 厳しい現実

 

 「春よこい~~は~やくこい~~…

 

 

 

 

 


   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         


春の香りを嗅ごうと… 玄関を開けて大きく深呼吸、春の匂いがプンプン…

2017-03-06 14:56:23 | Weblog

                    
                                  2013- 「ツルウメモドキ」

   あなた

 「ツルウメモドキ」の写真が出て来ました。

  花は小さくて目立ちません が、秋遅く、まわりの. 木々が葉を落としだすと、

 にわかに黄色い果皮が. はじけて、艶や かな朱色に変わります。

 花言葉=「真実」「開運」「大器晩成」

 大事にしていた筈

 今は無い

 弦がどんどん伸びて他の木にまきついて成長する 

 

 今日も春の陽気

 眠くなる様な日

 外は歩けないので

 家の中から

 春の香りを嗅ごうと…

 石楠花の葉っぱの香り

 玄関を開けて

 大きく深呼吸

 春の匂いが

 プンプン…

 

 こんな日は何処かへ

 行きたいね~~…

 

 

 


こんなにゆったりとした弥生3月の昼下がり…

2017-03-05 15:18:58 | Weblog

            

     あなた

 今日はあったかい…

 雪 が融けてビショビショ

 これを通り越すと「春」

 陽射し

 眠くなる様にポカポカ

 庭の雪キラッキラッ

 目が痛い

 石楠花の葉っぱ

 そよそよ風にみを預けて

 小さく揺れて…

 春ならではの光景

 冬囲いの竹がピョンピョンと現れて…

 こんなにゆったりとした弥生3月の昼下がり…

 

 

 

                                          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                               


石楠花の葉っぱが細いままなのできっと風は冷たいのだと…

2017-03-04 10:54:41 | Weblog

                          
       あなた 

 弥生三月になったと思いきや

 今日は四日

 その間にあなたの”月命日”お雛祭り”と 

 わたしの気持ちを他所に日が過ぎて行く

 五年の月日は人の気持ちも変えてしまう

 あんなに長かった月日がいまは早くって…

 ただウロウロしてる間にドンドン日にちが過ぎていく

 

 まだ外に出ていないので風の冷たさは判らないけど

 ここで見ている限り春の様な陽ざし

 ただ、石楠花の葉っぱが細いままなのできっと

 風は冷たいのだと…

 だが、明日はもう啓蟄と言う。

 

 あなた

 少しずつだけど近づいていくね…

 つい先日知り合いが其方へ逝きました。

 こればかりは”人の力の及ぶところ”ではなく

 「神」の思召しめでしょう…

 

  『あふことの たえてしなくば なかなかに 

            ひとをもみをも うらみざらまし』  《中納言朝忠》

  『みかのはら わきてながるる いづみがは 

             いつみきとてか こひしかるらむ』 《中納言兼輔》

 久しぶりに誰にも逢わず、ゴロンとしていたい…そんな気持ち。

 

 

 


 風は冷たい雪の中から葉っぱを出した「石楠花」小さく葉をゆらして… 

2017-03-01 11:15:53 | Weblog

                     
                                  2015-7-「サビタ 」   

  あなた

 春の終わりから初夏にかけて咲く「サビタ」

 紫陽花を細長くしたような「サビタ」の花

 乳白色の静かな花 

 花言葉=「臨機応変」「ひたむきな愛」.

 わたしが、大好きな花!

 

 春霞のように烟 ってて、陽も射している

 風は冷たい

 雪の中から葉っぱを出した「石楠花」

 小さく葉をゆらして… 

 家の中から見る外とは違うよう… 

 

 こんな日は妙に人恋しく

 昔の学生時代のころが突然蘇ってくる

 あの人

 この人

 優しかった人

 意地悪な人も

 そんな中で生きてきた

 今思い出して

 ”どうしてるかな”って…

 みんな一生懸命生きたんだよね…

 そんな昔を思い出すと… 

 ”たまんないなぁ”…

 風の便りにでも聞こえてこない人たち

 元気で同じ暑さ、寒さを共有してることでしょうね…

 淋しいけど「倖せ」と思うわたし

 みんな元気で頑張ろうね…