昨日の話の信州 上田にも、たい焼き屋が有りました。上田駅の北口を出て、国道18号を目指して歩いて行きました。1キロ位の道のりですが、ゆるい上り坂になっていて、これが結構時間がかかりました。そしてやっとの思いで、国道18号との交差点に到着すると、今回ご紹介する清野たいやき店の看板が見えました。
早速店の扉を開け中に入ると、狭い空間に椅子があり、座って食べる事も出来ます。そして110円を支払いお目当てのたい焼きを注文すると、中からおじさんさんが紙の袋に入れて手渡してくれました。たい焼きの焼き型は連式でしたが、よく見かける横に一列づつ並んだ物ではなく、確か4匹?まとめて焼く、初めて見るタイプの焼き型でした。すでに焼きあがった物を保温してあるようで、紙袋を持つ手に、ほんわかとたい焼きの温かさが感じられます。
たい焼きの入った紙袋を片手に店を出て、歩きながら食べる事にしました。実はその食べる瞬間になって、清野たいやき店のたい焼きに、初めてお目にかかったわけですが、袋から出して手に持って見ると、凄く軟らかくてクニャクニャしています?それでも立派な羽根が付いていて、結構食べ応えありそうです。まずは頭から食べて見ると、たい焼きの皮が軟らかくて、どこかで食べた記憶がある味のたい焼きです。そして中に入っている餡ですが、実際はどうか分かりませんが、ちょっと甘目で水あめを使用しているような艶があります。このたい焼き皮の柔らかさといい、この餡の甘さといい、何となく懐かしさを感じます。この羽根は、たい焼きが軟らかすぎて、落とすに落とせないのかも・・?この軟らかいたい焼きには、適度に少なめな餡と甘さが、ちょうどいい具合にマッチしています。
世間では薄皮パリパリのたい焼きがモテはやされている昨今、この清野たいやき店のたい焼きは、昔ながらの甘くて軟らかいたい焼きでした。
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