今日は「小江戸・佐原を歩く・・・」の続編になります。ここ佐原にもたい焼き屋さんが有りました。いつものタイトル「たい焼きを探しに・・・」はわかりますが、その後の武雄書店って何?と思われる方もいると思いますが、立派な たい焼き屋 さんです。
佐原に観光に車で行くと、なかなか駐車場が見つかりません。その為今回の駐車場探しに結構時間がかかりました。佐原駅の所に市営駐車場らしき物はありましたが、そこから目的の場所まで歩くと、結構時間がかかります。グルグル回っていると小さな私営?駐車場を発見しました。小江戸佐原の町並みの入り口辺りにあり、一様観光バスも止められますが、ちょっと小さ目の駐車場でした。
その駐車場を左に出てすぐの所に「昔のたい焼き」と書いたのぼりが立っています。まさしくたい焼き屋さんですが、よく見るとそこは本屋さんでした。この言い方もへんですよね・・ちゃんと言い換えると、本屋さんがやっているたい焼き屋さんになります。それでタイトルが「武雄書店」になるわけです。ここ武雄書店のたい焼き屋さんの外観も、小江戸の町並みに溶け込んだ店作りをしています。書店の店先に設けられ狭い空間で、おじさんがたい焼きを焼いていました。よく見ると一本焼きの天然物ではないですか!以前も述べたと思いますが、たい焼き好きの間では、天然物と養殖物と呼ぶことがあります。10匹や5匹の型でまとめて焼く養殖物と、一匹一匹一つの型で焼く天然物に分けられます。この天然物のたい焼きは手間がかかることもあり、この焼き方を用いるたい焼き屋さんが少ないのが現状です。一本焼きの型を使っているのには、それなりのこだわりがあると思います。一匹一匹焼く為、出来上がったたい焼きも微妙な違いが有り、そこがまた味があっていいですね。
早速一匹買って食べて見ました。見た目たい焼きの身は薄いけれど、しっかりとした硬さが感じられました。そうです天然物のほとんどは、たい焼きの身が薄い物が多いです。皮は薄く程よい硬さ(個人差があります)と、昔懐かしい餡子の味がとてもいいです。いつも思いますが、たい焼きの味をお伝えするのがホンに難しく思います。どこのお店のたい焼きも餡子と皮の独自性で売っています。その微妙な違いを言い現すのは大変です。ここのたき焼きも、他の店と違う事はわかりますが、ただ美味しいとしかいえないのが残念です。上のたい焼きの写真を見る、黒くシミになっている所から、餡子の水分が多い事がわかります。パサパサというよりしっとりとし餡子でした。
これから寒くなるので、小江戸・佐原を観光の際に、アツアツのたい焼きを食べながら散策するのもいいものです。
※ 現在の武雄書店さんでは、たい焼きを販売していません。古本屋業は健在なので、いつかまたたい焼きが売られる事を期待しています。
なにかが見つかる広告
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます