たい焼きを探しに、神奈川県川崎市に来ました。皆さん川崎市がどこにあるか知ってますか?関東に住んでいる方なら、大体の場所はわかっていると思います?とはいえ、あまりイメージがわかないのでは?簡単に説明すると、羽田の対岸にある街。でも川崎市って多摩川に沿って東西に細長く、西の対岸が調布市です。今回はその川崎市の一番西に位置する、川崎市多摩区に来ました。
ひと仕事を終え電車で帰ろうと、近くの駅に向かいました。僕はこの辺に来たのは初めてで、どの路線を使えばいいのか結構悩みました。JR南武線を使って川崎市中心部に向かうか、私鉄(京王線)を使って新宿方面に向かうか、人の本能としてまっすぐ短距離で帰るのが一番。となるとJR稲田堤駅ではなく、京王稲田堤駅から電車に乗る事にしました。
時刻は夕方6時過ぎ。辺りは既に暗く、府中街道から灯りのある路地に向かいました。そこはJR稲田堤駅と、京王稲田堤駅を結ぶ商店街。僕は府中街道からその道に出て、左方向に歩きました。するとすぐに、京王稲田堤駅が数十メートル先に見えました。この時間は、乗る人より降りる人が多いですね。
駅の改札に向かう途中、左側に灯りを放出しているお店を発見。ふと見ると、見覚えのある形の物が売られていました。「おっ、たい焼きだ!」とちょっとびっくり。特に帰りを急いでいるわけではないし、これは何かのめぐり合わせと思い、たい焼き一匹お腹に入れる事にしました。
ここのたい焼き屋さんは粉鉄(KO TE TSU)といい、たい焼きの他にたこ焼きも売っていました。メニューは普通のたい焼きとクロワッサンたい焼きがあり、普通のたい焼きには季節限定もありました。その中から僕が選んだたい焼きは、季節限定の大粒甘栗あんです。季節がもう秋だし、なんていっても他のお店には無い、大粒の甘栗あんに気持ちはロックオン。他のたい焼きに惑わされる事無く、即大粒甘栗あんたい焼きを注文。
既に焼いてあったたい焼きを手渡してもらい、駅を乗降客の邪魔にならない場所で食べてみました。くっきりとした鱗が目立つ形のたい焼きの頭をガブリ。表面サクサクで皮の中はやわらかく、食べ心地が凄くいいですね。表面に見える黒い粒はゴマでしょうか?そのお腹の中から、名前通りの丸ごと甘栗が出て来ました。噛めば噛むほどほんのり甘く、ホクホクした甘栗の食感が凄くいい。サクサク ⇒ ふわ ⇒ ホクホクの食感が繰り返し、あんこやクリームの入ったたい焼きでは味わえないおいしさを感じました。
電車を数本見送る事になりましたが、粉鉄さんのたい焼きを食べられたので大変よかったです。
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