雨あがりのペイブメント

雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します。

一か月を経過した熊本地震

2016-05-15 16:30:00 | 風の行方・原発

一カ月を経過した熊本地震 (風の行方№35)
だいじょうぶか川内原発

 熊本県を中心にした一連の地震は、発生から昨日で1カ月が経過しました。
 1400回を超える余震に、今なお1万人以上が避難所で生活を送っている。

 死者49人
 安否不明1人
 関連死の可能性のある人19人
 住宅被害8万657棟
 電器・ガスは県内全域で4月中に回復したが、今なお約3全世帯で断水が続く。
 13日午後1時半現在、25市町村に244ヵ所の避難所が設けられ、1万477人が避難している。

 新聞・テレビ等メディアの関連ニュースもだんだん少なくなって、
 被災地から遠く離れた地では、何処か他人事のような感覚がただよい始めている。
 連休中の海外旅行者もたくさんいた。

 東日本大震災の時、津波と原発事故のメディアは関連ニュースを、連日流し続け、
 自粛ムードが大きな社会現象として発生した。

 被災した人々にとって、メディアが取り上げようが、取り上げまいが
 被災の苦しみや哀しみは同じなのに、 メディアの取り上げ方は、どこか東日本大震災の時と違っている。  (我が家の芍薬)

  こうした憂いに関係なく、
  時は流れ、
  桜 牡丹 藤 あやめ 芍薬 
  時の移ろいとともに
  花たちの楽園も
  春から初夏へと彩を変えていく

  想定外の地震が続く中、
  九州電力・川内原発は
  「安全性に問題はない」と運転を続けている。

  活断層が動くことによる地震は、わからないことが多いと専門家は言う。
  想定外の地震が起きた時、原発は大丈夫なのだろうか。
  事故が起きたら、だれが責任を取るのか
  福島第一原発事故の責任だっていまだに曖昧(あいまい)にされたままだ。
  
  最高の科学技術をもってしても、不測の事故は避けられない。
  神を超えるような
完全無欠の技術など存在しない。
  
  これが福島第一原発事故の教訓ではなかったのか。

コメント
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