大丈夫か川内原発 (風の行方№36)
川内原発については、「1カ月を経過した熊本地震」
という内容で少しふれました(5月15日付ブログ)。
今回は更に詳しく、述べてみたいと思います。
原発や地震に対して全く素人の大半の人は、
想定外のことが起きたとき、「原発は大丈夫なのか?」と不安になる。
九州電力の瓜生道明社長は、4/28の会見で次のように語った。
「原子力は国の基本計画でも必要なエネルギー。安全を確認し、問題ないと判断して運転している」
なんとまあ無責任な発言なのだろう。
「安全を確認し、問題ないと判断して」と言っているが、
あんぜんの根拠は何か、問題ないとする根拠は何か。
私にはさっぱりわからないし、
こんな内容の発言をすんなりと認めるほど子どもでもない。
「想定外」に対処する姿勢に欠けている。
福島の原発事故が、根拠のない安全神話に頼った結果の過酷事故であったことを、
教訓として受け止めていないと言わざるを得ない。