せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

涼む照明の工夫

2009年07月19日 | 季節感のある暮らし

暑い日が続いて、帰宅した家が散らかっていると、もっと暑苦しくなりますよね。

だけど、忙しくて疲れていて片付けるのもおっくう。

そんな時は、散らかっているものを見えなくしちゃいましょう。

メイン照明を消して、スポットや間接照明にして、夕食時やその後のほっと一息時には視界に入って欲しくないモノ群の存在を無視しましょう。

↓カサブランカをたっぷり飾って。
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きれいなところだけに視線が注ぐようにして寛ぎ、片付けは朝元気なうちに(家族が寝てる間に)やってしまえば、ストレスも溜まりません。

リビングの一画が子どもコーナーになっているので、実は花台の周りおもちゃや絵本が散乱。(むしろガラクタのような紙の切れ端や折り紙のぐちゃっとなったものなどが積まれていて、片付けると子どもが怒るようなシロモノ)
その部分に陰をつくることで、さほど気にならなくなります。

↓上記の写真を引いてみると、散らかっている様子が分かります。
花台の右横の部分は、子どもが整理しきれていない本棚
陰になって存在が分からなくなって見苦しさが消えています

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夏の夜は、照明を工夫して心理的な涼しさと寛ぎを感じられるといいですね。