ウヨロ川でサケの稚魚が見られるようになりました。
ヤマメの稚魚とも良く似ていそうなので、写真を撮るのに少し苦労しました。
こちらは、ヤマメの稚魚
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/tourist/salmon/mado/fishyamame.html
こちらは、シロザケの稚魚(誕生の様子が見られます)
http://www.animato-jp.net/~se/salmon.html
間違いなくシロザケだと思います。目が大きいのが特徴です。
これはイレスナイ川流入部よりかなり上流の小さな支流で撮影したものですが、
穴の開いたコンクリートで護岸がしてあるところでも稚魚と思われるものが泳いでいます。
ふ化場では網を張るなど放流の準備はできているようですがもう少し先だと思います。
帰山雅秀・佐藤愁一氏の研究によると
ふ化場から放流されたサケ稚魚の多くは,放流後 直ちに降海移動する(体長3.4cm 体重0.3~0.55g) 。
天然産卵の稚魚が5 月下旬から6 月上旬にかけて,大型な魚体(体重1.2~2.6g) で、降海移動していた。(猿別 川と札内川において)
とありますので、6月頃まで見られると思います。
ウヨロ川にシロザケが不在になるのは、遡上が始まる秋までの2カ月ほどです。
稚魚は今、4・5年先に間違いなくこの川へ帰ってくるために、この川のアミノ酸の組成を匂いとしてしっかり覚えているところなのでしょう。
アミノ酸の組成は、河畔林や川に棲む微生物を含む生き物・植物などの河川の生態系によって決まるのだろう。
もし、大規模な河川改修やダムの建設などで、河川の生態系が大きく変化したら、サケが回帰できないことも考えられますね。
大海原から母川沿岸までどのような方法で進路を定めて帰ってくるのかはまだ判っていないようでう。
http://www.dobis.ori.u-tokyo.ac.jp/monthrep/ueda_lab/ueda_lab.html
サケ科魚類の母川回帰機構に関する生理・生態学的研究
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 上田 宏 教授
http://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/71/3/282/_pdf/-char/ja/
環太平洋野生サケマス資源のモニタリング構想
http://hffnet.hp.infoseek.co.jp/archives/Nagata/monitor.htm
サケが戻るのは、「生まれた川か育った川か」
http://kansasu.blog.so-net.ne.jp/2008-10-13-1
川原に親のサケの死骸は全く見ることができません。
何箇所も足跡に近づいてみましたが、顎の部分の骨の切れ端を2つ見つけただけです。
オオワシかオジロワシの足跡(18㎝ほどあります)羽根の跡も見えます。
生臭い臭いはしますが、食べるものはあったのでしょうか?
サケの顎の骨の一部だと思います。
雪の川原にはこんな面白いことも… カラスとエゾリスの足跡
水中の死骸もほとんど分解されたようです。
それらを食料とするオオワシやオジロワシも少し少なくなったように感じます。
高速道路より上流で見かけたのは、オオワシ2羽、オジロワシ1羽、どちらか判別できなかったもの1羽
でした。成鳥はオジロワシの1羽だけでした。
オジロワシ成鳥
オオワシ若鳥
もうすぐ北へ帰るとおもわれます。
http://www.econakoto.net/uyoro/article/15
トビは見ません。カモメは足跡だけです。
水中の石にはなにやら藻がついています。この時期に目立ちます。
微生物により分解された、水中のサケの死骸の栄養分なども吸収して増えるのだそうでう。
これらは、川に落ちた落ち葉などとともに水生昆虫のえさになるそうです。
そして、水生昆虫は稚魚が海に降るまでのエサとなります。
秋に遡上したサケの命が稚魚つながっていくのが実感されます。
水生昆虫をエサとする、セグロセキレイ(多分)や、カワガラスをよく見かけます。
カワガラスは、どうもサケの稚魚も食べているようです。稚魚を撮影した小川に頻繁に訪れます。
川面を高速で飛ぶカワガラス
もうすこしすると、アオサギが放流された稚魚を狙って飛ぶのが見られるでしょう。
新聞やTVで今年の気温や降雪が異常なことが報道されていますが、
白老も同じで、たっぷり雪があります。
日本海側の気候になってしまったかのようです。
http://www.econakoto.net/sugai-takako/article/238
ヤマメの稚魚とも良く似ていそうなので、写真を撮るのに少し苦労しました。
こちらは、ヤマメの稚魚
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/tourist/salmon/mado/fishyamame.html
こちらは、シロザケの稚魚(誕生の様子が見られます)
http://www.animato-jp.net/~se/salmon.html
間違いなくシロザケだと思います。目が大きいのが特徴です。
これはイレスナイ川流入部よりかなり上流の小さな支流で撮影したものですが、
穴の開いたコンクリートで護岸がしてあるところでも稚魚と思われるものが泳いでいます。
ふ化場では網を張るなど放流の準備はできているようですがもう少し先だと思います。
帰山雅秀・佐藤愁一氏の研究によると
ふ化場から放流されたサケ稚魚の多くは,放流後 直ちに降海移動する(体長3.4cm 体重0.3~0.55g) 。
天然産卵の稚魚が5 月下旬から6 月上旬にかけて,大型な魚体(体重1.2~2.6g) で、降海移動していた。(猿別 川と札内川において)
とありますので、6月頃まで見られると思います。
ウヨロ川にシロザケが不在になるのは、遡上が始まる秋までの2カ月ほどです。
稚魚は今、4・5年先に間違いなくこの川へ帰ってくるために、この川のアミノ酸の組成を匂いとしてしっかり覚えているところなのでしょう。
アミノ酸の組成は、河畔林や川に棲む微生物を含む生き物・植物などの河川の生態系によって決まるのだろう。
もし、大規模な河川改修やダムの建設などで、河川の生態系が大きく変化したら、サケが回帰できないことも考えられますね。
大海原から母川沿岸までどのような方法で進路を定めて帰ってくるのかはまだ判っていないようでう。
http://www.dobis.ori.u-tokyo.ac.jp/monthrep/ueda_lab/ueda_lab.html
サケ科魚類の母川回帰機構に関する生理・生態学的研究
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 上田 宏 教授
http://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/71/3/282/_pdf/-char/ja/
環太平洋野生サケマス資源のモニタリング構想
http://hffnet.hp.infoseek.co.jp/archives/Nagata/monitor.htm
サケが戻るのは、「生まれた川か育った川か」
http://kansasu.blog.so-net.ne.jp/2008-10-13-1
川原に親のサケの死骸は全く見ることができません。
何箇所も足跡に近づいてみましたが、顎の部分の骨の切れ端を2つ見つけただけです。
オオワシかオジロワシの足跡(18㎝ほどあります)羽根の跡も見えます。
生臭い臭いはしますが、食べるものはあったのでしょうか?
サケの顎の骨の一部だと思います。
雪の川原にはこんな面白いことも… カラスとエゾリスの足跡
水中の死骸もほとんど分解されたようです。
それらを食料とするオオワシやオジロワシも少し少なくなったように感じます。
高速道路より上流で見かけたのは、オオワシ2羽、オジロワシ1羽、どちらか判別できなかったもの1羽
でした。成鳥はオジロワシの1羽だけでした。
オジロワシ成鳥
オオワシ若鳥
もうすぐ北へ帰るとおもわれます。
http://www.econakoto.net/uyoro/article/15
トビは見ません。カモメは足跡だけです。
水中の石にはなにやら藻がついています。この時期に目立ちます。
微生物により分解された、水中のサケの死骸の栄養分なども吸収して増えるのだそうでう。
これらは、川に落ちた落ち葉などとともに水生昆虫のえさになるそうです。
そして、水生昆虫は稚魚が海に降るまでのエサとなります。
秋に遡上したサケの命が稚魚つながっていくのが実感されます。
水生昆虫をエサとする、セグロセキレイ(多分)や、カワガラスをよく見かけます。
カワガラスは、どうもサケの稚魚も食べているようです。稚魚を撮影した小川に頻繁に訪れます。
川面を高速で飛ぶカワガラス
もうすこしすると、アオサギが放流された稚魚を狙って飛ぶのが見られるでしょう。
新聞やTVで今年の気温や降雪が異常なことが報道されていますが、
白老も同じで、たっぷり雪があります。
日本海側の気候になってしまったかのようです。
http://www.econakoto.net/sugai-takako/article/238