木々がすっかり葉を落とした散策路を歩いていると、
何度も歩いているのに気付かなかったことに気付いたりする。
中央通り、夏にはシラネアオイが群生するすこし先で
変な根をしたイタヤカエデの木を見つけた。
なぜこんな根になったのだろうか?
木々がすっかり葉を落とした散策路を歩いていると、
何度も歩いているのに気付かなかったことに気付いたりする。
中央通り、夏にはシラネアオイが群生するすこし先で
変な根をしたイタヤカエデの木を見つけた。
なぜこんな根になったのだろうか?
18日の下見に、2004年の台風18号被害地の横をあるいていたら、見慣れない木を見つけた。
大きな葉がまだ残っている。
大きな花芽のようなものが、空に向かい立っている。先が尖った実が付いている。
樹皮
周囲を探すと葉が見つかった。大きな葉だ。 柄を含めると30㎝ほどある。
葉の裏には、綿のような毛が密生している。
葉の表
さらに探すと、殻だけの実が見つかった。
もう10年も前になるが、アイヌ民族の有用植物の調査の時に、石山の町営牧場で、
紫の花を空に向かって真っすぐ塔状に付けた桐の木を見た。花芽の付き方が似ている。
調べると桐の木であることがわかった。
キリ(桐) ゴマノハグサ科
原産地は不明で、日本でも古くから栽培されており、北海道南部から南の各地で野生化している。
桐というと「桐の箪笥」が思い浮かぶ。
材は、軽量・狂いがない・乳白色の木目が美しい・吸湿性に優れ・防虫効果もある事などから高級家具材となる。
「娘が生まれたら桐を植える」という事を聞いたことがあるが、成長が速く15年程で8~10mの成木になるという。
台風があった2004年からもう13年過ぎたので、桐が実を付けても不思議ではない。
一本杉の近くに昔民家あったと思われ、気付かなかったが付近に植えられていたのかもしれません。
本州から開拓に入った方が、杉の木と一緒に付近に植えたものの子孫かもしれません。
すぐ近くにもう一本ありました。
花は6月開花だという。来年が楽しみだ。