白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

オオミズアオ 羽化

2018-06-11 17:18:51 | 昆虫の観察

2018/06/07 用事があり萩の里を歩いていて引き返そうとすると、足元に白い虫が動いているのを見つけた。

前翅の前縁の線から、羽化途中のオオミズアオと思われた。

 

 

 

 

ヤママユガ科は最も大型の蝶の仲間で、成虫は口吻が退化して何も食べないという。

 

 

オオミズアオ  ヤママユガ科 ヤママユガ亜科

大きさ(開張)80-120mm  

成虫が見られる時期 5~6、7~8月

分 布 北海道・本州・四国・九州 平地~山地で見られる。

幼虫はミズナラなどのブナ科、バラ科、カバノキ科、キハダの葉を食べて成長する。

 

ミズナラの枝の幼虫 2017/08/20 萩の里

2004/07/14 成虫 ヨコスト湿原にて

2007/07/16 成虫 白老町森野にて

 

 

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カンボク(肝木)

2018-06-11 16:16:48 | 樹木の観察

カンボクの花が咲いています。

 

平地~山地に生え、高さが3~5メートルになる落葉樹。

中心部に多数ある小さな両性花は未開花だが、ひと足早く白い装飾花をつけていました。

林縁などで見られるが林内では見られない。淘汰されてしまうのだろう。

中央通りの沿いにあるカンボクは今年低い枝が枯れた。エゾシカが枝先や葉を食べているのかもしれない。

 

秋には赤い実が目立つが、口に含んでみたら、不快な酸っぱさがして吐き出した。毒ではないようだが食べられない。

 

大きくならずに花も実もきれいなので、公園としては大切にしたい木だ。

 

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