この地区でのヒグマ目撃情報により、萩の里自然公園が全面立入禁止になってしまったので近くの空地を放浪していると、小さなニホンアマガエルを見つけた。
U字排溝にたまった水の中を見ると、大小さまざまなオタマジャクシが!
子供の頃、田植えが終わって少しした頃の夕方、うるさいほどのアマガエルの大合唱を聞いたので、繁殖期はそのころとずうっと思っていましたが、違いました。
ニホンアマガエルの生活史
4~8月と、かなり長い期間にわたって断続的に産卵が行なわれる。卵は細い寒天質のひもで、数個ずつつながって水面を漂い、植物の茎など絡みつく。3日ほどでオタマジャクシになり、1ヵ月ほどかけて成長し子ガエルになる。
https://www.honda.co.jp/outdoor/knowledge/adventure/picture-book/nihonamagaeru/
U字排溝ではアオイトトンボが観察できました。尾を上下する♂が。♀にアピールしているのだろうか?
カップル
アメンボがすいすい気持ち良さそう!
草むらでなにか白いものが揺れていたので、よく見るとクモのようです。ファスナーのようのジグザグの白いものが見えました。
調べると、ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)らしい。
クモ目 クモ亜目 コガネグモ科
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある大きなクモ。草原や林の周辺、水田などに、円網を張る。網には、ジグザグの直線状や円盤状など、さまざまな形のかくれ帯をつけ、その中央にとまる。
https://www.insects.jp/kon-kumonagakogane.htm
ある中学校のブログにも書かれていました。勉強になります。
クモの糸は体内で液体状ですが、体外に出ると空気と反応し、糸状になるようです。糸はタンパク質なので、場合によっては食べてしまうらしいです。
クモは、肉食です。ハエ、カ、ゴキブリなど害虫も食べてくれるの、益虫でもあります。農業では、クモが害虫駆除生物として役立っているようです。
http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/weblog/index.php?id=212&date=20170822
バッタが居ないかと草むらを歩き回ったのですが、ヒナバッタ(?)一匹でした。
公園内で良く見かけるツユムシ、クサキリ、ササキリ、ヒメギス、フキバッタなどの仲間には出会えませんでした。
遠くでカンタン?の鳴き声、背の高い草の中で時々イギリスの鳴き声がしました。