萩の里自然公園ではシラネアオイが見頃を迎えています。
2017年、本場群馬県片品村白根山と同様に鹿がシラネアオイを食べはじめました。
急きょ調査を行ったところ、直ぐに対策をする必要があると判断。
処分する予定のサケの定置網を譲り受け、その秋に周囲を広い範囲を囲いました。
3年程たち、今年もシラネアオイは綺麗に咲いています。
又、シカの食害ですでに消えつつあった、エンレイソウの仲間、オオウバユリ、
ヨブスマソウ、ミヤマセンキュウ、オオバセンキュウなども姿を見せました。
改めてエゾシカによる食害の深刻さを実感しています。
シロバナのシラネアオイ、ヒダカエンレイソウは消えてしまいました。
クルマユリも鹿が食べるというので、来月調査する予定です。
又、倶多楽湖外輪山にのカタクリやエゾエンゴサクの群落もほぼ消滅。
エゾシカが増えつつある地方では注意が必要です。
生憎の曇天のせいか、写真では色がうまく出ていません。
紫色の花弁に見えるのは、萼片だといいます。
去年の花の柄と空の実が残っているものもありました。
やや白っぽくなっているのは早くに開花したものです。
蕾の株もあちこちに見られ、今週末頃までが見頃です。
昨年からは、エンレイソウが花をつけるようになりました。
オオバナノエンレイソウ
シラオイエンレイソウ 一株のみ
ミヤマエンレイソウ
チゴユリも咲き始めています。
エゾヤマザクラは葉桜となりました。
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