薄日が差す程度でしたが、室蘭・登別・町内・苫小牧・千歳から多くの方が参加していただきました。
参加者が多いと列も長くなり、一人で案内するのは5-6名が限界です。
参加者の中には色んなことに詳しい方もいらっしゃり、助かりました。
ダケカンバの凍裂を観察
エゾモモンガの痕跡を観察
糞がありました。でも最近のものではないようです。
棲み処はここかな~? 冬の初め頃までは棲んでいたか?
道でない尾根伝いに下るとキツツキの食痕。アカゲラかな~?
大きな栗の木にエゾリスが作った巣。
巣の材料の一部が風で飛ばされ落ちていました。
枯草・苔か地衣類・枯れた木の内皮(手前の参加者の後ろの枯木のようです)などで作られている事が分かりました。
大きな木の根元にシカが寝ころんだ跡がいくつも見られました。
シラネアオイなどを保全する網の外側沿いに下ると、エソリスの足跡が。
網の中と外での笹の密度の違いからエゾシカが笹を多く食べていることが分かりました。
実の殻が残ったサンショの木を見る。
かつて、クマゲラが来たクマゲラの食痕を観察。
一番下の丸い穴は営巣したかもしれないそうです。
最近増えて困っている「てんぐ巣病」の桜も見ていただきました。
ちょうど良い時間にセンターハウスに戻れたので、町内在住のM氏撮影の写真と動画を編集したDVD(8分)を見ていただきました。
異常に雪が少なく、生き物の足跡や痕跡を見ることができるか戸惑っていましたが。
雪が少ないことを利用して、普通は足を踏み入れないところに入ると新たな発見もありました。
皆さんの協力をいただき、案内役の私自身楽しいウォッチングになりました
※このブログの読者の方から「最近どうしたの?」と声をいただきます。
歳のせいもあり、行動範囲は「萩の里自然公園」がほとんどになっております。
でもまあ元気です。
「萩の里自然公園便り」
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