goo

四十肩だったのか?怪我だったのか?そしてリラックマ

冬からずっと痛かった左肩が治ってきました。

ひどい腰痛も解消してきたから(普通に肩がこったり、仕事して腰が痛いわな、ってレベル。)
やはり、肩の痛みが身体のいろんなところに影響していたんだと思います。

左腕をまっすぐ上に上げるのが痛くて痛くて、背泳ぎは絶対できないだろう(しないけどさ・わたしの専門は平泳ぎ)という状態でした。
まっすぐどころか、45度に上げることもままならず。


わたしは本来左利きの人間なので(鉛筆と包丁とお箸は右手、あとは左手)、
左肩が痛いとなにもかもが大変でした。ドアの開け閉めで悲鳴上げてたし。

これがかの有名な「四十肩?」とドキドキ。

でも。。。時期的には自転車を破壊→廃車に至った、スロープでの転倒のころに端を発していたと、今では思います。
自転車だけでなく、制服のズボンも破れちゃったし。。。(繕ってはいてたら、新しいのを支給してくれた・笑)
しかし時期的に厚い上着を着ていたおかげで、擦り傷や切り傷は出来なかったんですよね。
やれやれ。

みなさん、「スロープでは自転車を降りて」という表示は、ちゃんと守りましょう。






ところで。
このごろ伊藤園のお茶のペットボトルにリラックマのおまけついてるの知ってますか?
全くもう。
クマのおかげで、売れ売れで困りますよ(苦笑)

補充しても補充してもどんどん無くなっていくしさー。
冷やす時間すらないよ。
でもみんな冷えてなくてもいいって買ってくださる。ありがとうです。


しかも初めておまけつきが入荷した日。
リラックマのおまけがつくの最初は知らなくて、飲料の発注を締め切ったあとで、箱を開けたらクマだしよー。

『やばい。絶対足りなくなる。。。。。』
青くなりました。

伊藤園のシリーズ、このところケイオンってもののおまけが多かったから、どうせそれだろうと思っていました。
そうするとですね、ターゲットが限られてくるんですよ。

しかしクマは。。。。あやつは、、、、老若男女、年齢層関わらず、幅広いファンがついています。
どれだけみんなリラックマ好きなんだよ!!!!(笑)
初回の発注数を夏だから若干多目にした程度だったから、一瞬で3日分相当が売れちゃったときは焦りました。

最初に箱を開けた瞬間に悪知恵が働き、そ知らぬ顔でよその店舗に「今度入荷したら返すから貸して~」って言ったけども、みんな考えることは同じで(苦笑)貸してもらえなかったです。


アタシ、絶対にリラックマは好きにならないんだから!!!(でも可愛いよね・笑)
負けるもんかー!うがー!!!
※もう、新しいキャラクターは好きになるまいと、心に決めてるのです。でないときりがないから。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Mr.Mister “Go on...”

Mr.Mister  “Go on...”  1987年


Go on
1. Stand and Deliver
2. Healing Waters
3. Dust
4. Something Real (Inside Me, Inside You)
5. The Tube
6. Bare My Soul
7. Control
8. Watching The World
9. Power Over Me
10. Man Of A Thousand Dances
11. The Border
RCA Produced by: Mr. Mister and Kevin Killen
Musicians: Richard Page, Steve George, Pat Mastolotto, Steve Farris

新品も出品されている模様→こちら
参加ミュージシャン;

Alex Neciosup-Acuna - percussion
Lenny Castro - percussion
Alan Estes - percussion
Stan Lee Revue - vocals
Bill Champlin - vocals
Tamara Champlin - vocals
Carmen Twillie - vocals
Philip Perry - vocals



毎日暑いですね。

またまたMr.Misterネタですいません。
なにせ、ライヴ音源のフリートライアルが1週間なので(一応PCにも録音してありますが)、ここんとこずっとMr.Misterのリッツのライヴの日々。

あ、一応テストは合格したので。
(次の勉強もしてますよ、一応)






今日はなんとなく「水辺」を感じさせるような、
ひんやりした感じのMr.Misterの3rdアルバム『Go on...』のご紹介です。。。。

発売はRCAから1987年。(#4と#8は1985年にもともと作られていた作品)

詳しいデータはこちら

Kevin Killen - producer, engineer, mixing
Jimmy Hoyson - second engineer
Bob Ludwig - mastering
Jonathan Owen MA(RCA) - Cover illustration
Ria Lewerke - art direction
Norman Moore - art direction, design
Tracy Veal - design
Reed Anderson - liner photography
Georg Kushner - sleeve photography
Susan Gilman - production coordinator
Sherry Rettig - production coordinator
George Ghiz - manager

プロデュース:ケヴィン・キーレン & Mr.Mister
リチャード・ペイジ:リード・ヴォーカル、ベース
スティーヴ・ジョージ:キーボード、シンクラヴィア、ソプラノサックス、ヴォーカル
スティーヴ・ファリス:ギター
パット・マステラット:ドラムス、パーカッション

ゲスト・パーカショニスト;
Alex Neciosup-Acuna - percussion Lenny Castro Alan Estes



このアルバムではケヴィン・キーレン(ピーター・ガブリエルのSOを手がけた人)を共同プロデューサー、エンジニア、ミキサーに迎え、
またゲスト・ミュージシャンも起用し、音作りにじっくり取組んだ作品です。
各ヴォーカリストについては、曲目のところで改めて書きます。

そしてギタリストのスティーヴ・ファリスが参加した最後のアルバムでした。

渋くて地味なアルバム、、、セールス的には前作の「ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド」とは比べ物にならない数字で、会社としては「アートに走りやがって(ムムム)」という感じでしょうか。。。
逆にこれがセールス的に成功していれば、「芸術的なアルバムだ」とかなんとか絶賛しただろうし、4作目の「プル」も無事に発売してくれたと思います。


キャッチーさもポップさも、全くかけらもないアルバムですが、クオリティはとても高い作品。
個人的には20年経てようやく手にした4thアルバム「PULL」を聴くまでは、
彼らのアルバムの中では一番お洒落でかっこいい作品だと思っていました。
今では「PULL」が最高傑作だと思います。
ま、当時は「うわ~、かっこいい!渋い~!」と、夢中でした。
わたしの趣味にもどんぴしゃの音ってのもありますが。

シングルカットは「サムシング・リアル」(最高位29位)、「ヒーリング・ウォーターズ」(ユーロ圏のみ)、「ザ・ボーダー」(アメリカのみ)、「スタンド・アンド・デリヴァー」(ラストシングル)の4曲。

どれもこれも渋くて(苦笑)地味で、ポップじゃないから、メガセールス的シングルヒットが狙えないのはいたしかたないですね。。。。

ただ、当時も本国でも日本でも、作品への評価は高かった記憶があります。
常に「売れセンではないが」とか「地味だが」という枕詞つきの賛辞でしたが。
彼らにとって二度目のグラミーノミネーション、 Healing Waters でしたしね。(ポップヴォーカル部門ではなく、ゴスペル部門へのノミネートだったんだけどもさ)


このアルバムの印象は、最初にも述べたように「水辺」的なひんやりとした、シャープでクールな雰囲気です。
「冷たさ」「シリアスさ」もあって、、、
あとえーと、、、よく比較される「イエス」や「ポリス」や「ピーター・ガブリエル」っぽい、、、、かなあ。

でもね、以前から述べているように、わたしはですね、1~4枚目まで、そんなに激変しているようには思えないんですよ。
全部つながってるような気がするんですよね。
(だって、1枚目も2枚目も、へんてこ&とんでもなところ、ずいぶんあったもん。上手く隠してたけどさ・苦笑)
彼らが20代の頃から培ってきた音楽活動をもとに、自分たちの音作りを追及していった4枚、、
根っこのところは変わってないと感じています。
なんていうか、Mr.Misterの音楽って、ものすごく多様性があって、1~4枚目まで全部好きっていうファンは、そういう無限の可能性が好きなんだと思うのですよ。

プログレやAORが根っこにあるんだろうけども、ワールド・ミュージックやフュージョンのほうに近いっていうか。
そうすっと、ピーターの世界に似てるのかなー。

要はなんでもあり、、、なんですかね。
 

#01. Stand and Deliver / Richard Page, Steve George and John Lang
「スタンド・アンド・デリヴァー」
4曲目のシングルカットで、これが最後の彼らのシングルでした。
とてもカッコイイ曲で大好きです。
何で売れなかったのかー。残念~。
まあ、一緒に歌うっていう角度から見ると、歌えない、、、わな。

Mr. Mister "Stand And Deliver"


PVのパットの手元にうっとりし(レギュラーグリップとの使い分けとか)、スティーヴのギターにしびれ、リチャードにきゅんきゅんし、たまにしか映らないスラッグを懸命に目で追い(笑)
エディ・ジェイムス・オルモス、ルー・ダイヤモンド・フィリップスをはじめとした映画「落ちこぼれの天使たち」の役者陣にニヤリです。アンディ・ガルシアも若いよ!


#02. Healing Waters /  Richard Page, Steve George and John Lang
Stan Lee Revue - backing vocals
「ヒーリング・ウォーターズ」
ひんやりとした感じの入りの曲に途中からゴスペルアレンジが加わります。
このアルバムの中では特にお気に入りでして、この転調のしかたがもろ好み。
パワーをもらえます。

Mr. Mister "Healing Waters"


ユーロでのみ発売のシングルカット曲で、B面は「コントロール」でした。
ゲスト・コーラスに西海岸で活躍するゴスペル・グループ、スタン・リー&レビューを招いて録音。
この楽曲は1987年のグラミー賞でゴスペル部門にノミネートされました。
ライヴの音声
コーラス部分はどうしてんのか、オーバーダブで行くのかと思いきや、普通に3人で歌ってますね。


#03. Dust / Richard Page, Steve George and John Lang 
「ダスト」はとてもシリアスな曲。
米軍兵士を父親に持つ、カンボジア、ラオス、ヴェトナムに取り残された子供たちをテーマにした社会派的な作品。
7分近いサウンドで、音の作りはこれが一番ピーター風と感じます。
“Out of the dust reach tiny hands to touch their fathers in other lands…”
直接的な言葉がない分、静かな怒りや悲しみが伝わってくる曲です。

ライナーに「Give the children a chance 」と短いメッセージが書かれています


#04. Something Real (Inside Me, Inside You) / Richard Page, Steve George and John Lang
こちらは1985年バージョン→http://www.youtube.com/watch?v=WOjTqxS9TSQ
日本人アーティスト矢沢永吉に提供した楽曲です。
永ちゃんファンにはどう感じられるでしょうか。。。
わたしはMr.Misterバージョンばかり聴いてるので永ちゃんのほうがカバーに聴こえますが、
きっと永ちゃんファンにとっては、永ちゃんがオリジナルなんでしょう。

Go on...収録時にはもう少しシンセ部分が厚くなってると思います。

パワフルなサウンドがお気に入りです。
このアルバムでは一番普通にガツンとロックしてるかな?

Mr. Mister "Something Real (Inside Me/Inside You)"


見ていて目がちかちかしてくるPV(苦笑)
シュールな世界ですな。
最後のエアスケート部分が一番変よ!
前作の大成功でPVにもお金をかけてくれるようになったんでしょうが、それにしてもこのPVは(笑)



#05. The Tube / Richard Page, Steve George and John Lang
「ザ・チューブ」
これは全体の構成、リズムバランスが素晴らしい曲!絶妙。
上手いよ~~~~。
あ、、、、、めっちゃ地味なんですけどね(苦笑)
これがよくこのアルバムに対して言われる「センスがぶっとんだ」というのかも。
楽曲がクールでファンタスティックで大好きです。
歌詞はなかなかタイトというか、現代人の人のつながりの希薄さを冷静にみつめてるような歌です。
「ダスト」とはまた違った意味で静かな、、ぞっとする部分があると思う。


#06. Bare My Soul / Richard Page, John Lang and Steve Farris
「ベア・マイ・ソウル」

スティーヴのギターが素敵な楽曲です。しびれるなあ。


♪I'll bare my soul to you
Just reach out your hands and touch me
But when the storm blows through
Well, I will be there, I'll be there

I'll bare my soul to you
I'll do anything you ask me
I'll bare my soul to you
This is the best that I can do♪

歌詞はロマンチックですが、曲は思い切りシャープです。




#07. Control / Richard Page, Steve George and John Lang
「コントロール」
パンチが効いてて、大好きです!!!!


#08. Watching The World  /  Richard Page, Steve George and John Lang
「ウォッチング・ザ・ワールド」
ファンキーでスカっぽいところが大好き。R&Bテイストが素敵な楽曲。
ホーンセクションとかも合いそうですよね。
ビッグバンド的なアレンジでも聴いてみたいです。
この手の明るく賑やかなカラーの曲は血が騒ぎます。
この曲は1985年に録音された、チャカ・カーンのアルバム「ディスティニー」のために提供した作品です。
チャカのバージョンはこちら
   ・・・ドラムスで参加しているフィル・コリンズがコーラスも担当しています。これがまたいいんだわー。いい歌です!



#09. Power Over Me  /  Richard Page, Steve George and John Lang
「パワー・オーヴァー・ミー」
なぜかイメージは涅槃。
涅槃ちっくで穏やかな、、、、いいバラードです。
スラッグのサックスが美しいです。



#10. Man Of A Thousand Dances / Richard Page, Steve George, John Lang and Steve Farris
Bill Champlin - vocals
Tamara Champlin - vocals
Carmen Twillie - vocals
Philip Perry - vocals
「マン・オブ・ア・サウザンド・ダンスィズ」
ギターの音がかっこいいです。
ゲスト・ヴォーカルはLA売れっ子コーラス隊時代からの仲良し、ビル・チャンプリン、タマラ・チャンプリン、カルメン・トワイリー、
そこにフィリップ・ペリーの声が被さっていて、ファンキーなサウンドに仕上がっています!
☆ライヴだとこんな感じで、フィリップのパートはスラッグが歌ってます。



#11. The Border / Richard Page, Steve George and John Lang
「ザ・ボーダー」
歌のメロディラインとピアノが美しくて優しくて泣けます
このアルバムの中でも屈指の名曲
歌詞も素敵で。。。


Every step we take gives us the strength to go on, and all the love we make gets us closer to home

今でも「これが一番好き」というファン多いんですよ。おすすめです。
ギター、ドラムス、グランドピアノ、フレットレスベースのシンプルなサウンドです。
分厚い緻密な音作りのほかの作品と比べ、『原点回帰』をしっかり意識した作品。

Mr. Mister "The Border"

海っ子海ぞうのリチャードが気持ちよさそうに水にたゆたってます。
この頃スティーヴが使っていたアクアのストラト、いいですね。



うーん。やっぱり、水を感じさせます。なにかと。





アルバム全体は、ミドルテンポの洗練されたロックで、1・2枚目がポップ/ロックにカテゴライズされるのに対し、
ACやニューエイジに括られることも多いです。
タイトでかっこいいアルバムですので、Mr.Misterがなんとな~く好きだった、でも有名な曲以外は聴いたことない、という人には是非聴いてほしい。

イメージが変わると思います。








アルバムのセールスはふるいませんでしたが、ツアーは忙しく、バンドの人気は高かったようです。
で、本人たちはさらに充実した気持ちでじっくり「PULL」に取組んて、最高傑作との自信もあったのに、
発売にオッケーが出ないという状況に。
また、Go on...を最後にスティーヴが脱退していたのもあって、



解散しちゃうんですよね、彼ら(苦笑)



そこでずるずる続けないところが彼ららしい気もします。
スティーヴがいたら、続いていたかもしれません。


このアルバムではスティーヴも作曲に加わっていて、彼の名前がクレジットされている曲はさすがだなあ~、としびれさせるようなギターサウンドです。

ゆうとぴ子ちゃんがいみじくも語るように、スティーヴはバンドのギタリストとしてお品がある、裏方さんに徹するタイプ。あまりギラギラしてないというか、淡々としれっと、弾いちゃうんですよね。
これが派手に弾きまくっていたら、またバンドのファン層も変わっていたのかなー。


音楽(洋楽) ブログランキングへ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )