1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

残酷な組み合わせ

2008年09月01日 | Weblog
今日から9月。
公立でも、学校によっては、先週から登校が始まったところがあるようです。
でも、「夏休みは8月31日まで、9月1日から新学期」、という感覚が沁みついている私は、8月31日と9月1日は、12月31日と1月1日の関係くらい「1日違って大違い」の気分がします。

先日の産経抄で、阿久悠さんの本「華」が紹介されていました。
引用になりますが、

夏について

「狂おしい音楽に身悶え、その姿が恥ずかしくないと思えるような妙な季節で、自分のことを劇中人物のように思わせる」。
しかし、それも
「やがて潮が退くように覚める」。
「急に正気に戻って・・・ここはどこ?私は誰?と云いたい気分になる」。
それが「秋」であり、
「夏と秋の組み合わせは残酷で・・・」とその移ろいを嘆く。
そして季節の花、萩が「散る」のではなく「こぼれる」姿を見て、
「こぼれるは、人生の秋の痛みに通じる」と詠じている


・・・そうなんです。
9月1日を迎えると、毎年こんな気持ちになるんです。
夏と秋の組み合わせは本当に残酷だと思う。

この気分は、「人生の秋の痛み」、それなんだな・・・

本は、こちら
買おうと思っていたけど、高い・・・
でもほしい。
コメント
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