1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

バレエダンサー

2009年08月15日 | Weblog
HDDの整理をしていて、ずっと以前に録画していたプロフェッショナル仕事の流儀「バレエダンサー 岩田守弘さん」の回を見ました。

いや、もう本当にいい番組でした。
できることなら、もっと早く見ればよかった。
見ていたら、8月9日のバレエ・アステラス2009に行ったのに。
・・・と終わったことを言っても仕方ないですが。

岩田さんは、ボリショイバレエ団の初外国人ソリストとして活躍していらっしゃいます。
そこに至るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
その経験を踏まえて語る言葉には、ひとつひとつ重みがあります。
現在は華々しく活躍しているのに、決して奢ることなく常に真摯にひたむきに踊る姿勢には胸を打たれます。

かっこよく見せよう、とか、技術をひけらかそうと思って踊れば、それはすぐに舞台ですべて見えてしまうそうです。
年齢を重ねることで肉体は衰えていくけれど、人間性は熟してきて表現は深くなっていく。
だから肉体的な限界と闘いながら、さらなる成長のために挑戦し続けている。

人と比べてどうだとか、もう年だからだめだとか、自分で自分に見切りをつけてしまうことがあります。
でも、そこでやめたらそれで終わり。
ただただ、自分のできることをやり続ける。

私もそんな風でありたいです。
来年の3月の日本公演にはぜひ行こうと思っています。


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