閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

華麗なる経歴

2013-07-05 06:12:04 | 閃き
本日、来社されたお客様は、今年82歳になる会社の社長さんだった


終戦を迎え、外地から引き揚げて来た日本人は、外国語が堪能で

情報の無い時代には語り部となり、少年だったその社長に外国への魅力を植え込んだ


大学を卒業して、アメリカの大学へ手紙を出して入学が認められたが

学費は無料になったが、渡航費が捻出出来ない

1ドル360円の時代である

当時の日本のアメリカドル保有額は1億ドル

とても、留学生ごときにドルを渡せない状況だった

断念するしか無かったが、学会の派遣に加えられ、初渡航を果して以来、海外へ


50年前からインドに出掛けて、深い係わりがある

世界に9拠点の工場を持ち、今も世界中を飛び回るスーパー社長である


中国に進出した時は、当時の中国国家副首席に迎えられるほどの歓迎を受けた

しかし、中国人の悪巧みによって実質的に乗っ取られた

しかし、インドとチェコの会社は順調らしい


某有名自動車会社の社長や大手家電メーカーの役員とも交流があり

こと、インドに関しては日本人の案内役として、インド進出の手助けをしている


営利よりも、日印交流に尽力され、国家レベルのプロジェクトにも関与している


僅かな時間にお話し戴いた経歴は華麗なるものだった
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