閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

必要ない人

2013-07-24 06:17:48 | 閃き
取引先の経理担当者との会話

彼は60歳を越えて再就職で現在の職に就いた

このご時世に再就職出来るのは、こういった職種位しか無いのだろう


彼曰く、業務はどの会社でも殆ど同じだが、細部が違っている

2年経験すれば、大体理解出来ると言う

石の上にも3年と言うが、大したものだと感心した


組織の人間に絶対は存在しない

どんな職種、地位にもスペア的な方策がとられていて、万一居なくなっても困らない様になっている


彼に、会社の社長はどうなのかを質問した

会社のトップは方針を含めて全ての決裁権を持つ、最も重要なポジションだ


彼は平然と、こう言った

社長が急に居なくなっても、受注した仕事をこなして行けば何も変わらない

社長が急死して、倒産した会社は赤字会社を除いては殆ど無い

社長とは業務上で最も困らない職位の様に聞こえた


御輿に乗る人はたった1人だが、担ぐ立場からすれば誰でも良いと言うことか


彼の言う通り会社組織の中では、所詮は全ての職位は同じであろう

ただ、どんな職位だろうが、在籍する期間に必要だと思わせる仕事をしたいと、私は考えている

そうでなければ、やり甲斐が無い
コメント
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