昨年末に亡くなった叔母の法要があった
時の過ぎるスピードを改めて知らされる
叔母の内孫の女の子は、この春から小学校へ上がった
その女の子と何故か隣り合わせになり、色々話をした
彼女は小学校での出来事を話してくれた
学校の指導で、名前は「さん」付けで呼ぶらしい
友達なら意識して呼べるが、お父さんお母さん、お祖父さんお祖母さんは、家庭内で協力しないと定着しないだろう
パパママとは呼ばせないという両親の意向が、しっかり彼女に伝わっていた
お寺への移動中、電車を見かけた彼女は私にこう言った
「私、夢の中で空飛ぶ電車に乗ったの、お祖父さんの街まで直ぐに行けるよ」
私は、その空飛ぶ電車に乗せて欲しいと頼んだ
彼女は快諾して、今度夢の中で「空飛ぶ電車に乗るときは、叔父さんも乗せてあげるね」
「でも、夢の中だから叔父さんも寝てないとダメだよ」と言った
私は思わず、ほくそ笑んだ
彼女はメルヘンの噺の中にも、しっかり現実を持っている
私は、いつしか夢のような事は想わなくなっていた
叔母の内孫に教えられた気がした
時の過ぎるスピードを改めて知らされる
叔母の内孫の女の子は、この春から小学校へ上がった
その女の子と何故か隣り合わせになり、色々話をした
彼女は小学校での出来事を話してくれた
学校の指導で、名前は「さん」付けで呼ぶらしい
友達なら意識して呼べるが、お父さんお母さん、お祖父さんお祖母さんは、家庭内で協力しないと定着しないだろう
パパママとは呼ばせないという両親の意向が、しっかり彼女に伝わっていた
お寺への移動中、電車を見かけた彼女は私にこう言った
「私、夢の中で空飛ぶ電車に乗ったの、お祖父さんの街まで直ぐに行けるよ」
私は、その空飛ぶ電車に乗せて欲しいと頼んだ
彼女は快諾して、今度夢の中で「空飛ぶ電車に乗るときは、叔父さんも乗せてあげるね」
「でも、夢の中だから叔父さんも寝てないとダメだよ」と言った
私は思わず、ほくそ笑んだ
彼女はメルヘンの噺の中にも、しっかり現実を持っている
私は、いつしか夢のような事は想わなくなっていた
叔母の内孫に教えられた気がした