閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

ウナギ

2013-07-22 19:02:47 | 閃き
今日は土用の丑の日、つまり鰻を食べる日だった

古くは平賀源内が提唱したという土用の丑の日は、冬至のカボチャ、寿司屋の恵方巻き、バレンタインデーのチョコレート、クリスマスのケーキに至るまで同様のイベント性がある

これらの食材は、その日に限り価値が上がるものだが、1日でも過ぎてしまえば可成り下がる

従って土用の丑の日だけは鰻を買うのを止めようと妻と話していた


妻と、夕方にいつものスーパーへ買い物に行った

ひょっとしたら、売れ残った鰻が安くなるかも知れないと、浅はかな期待を胸に出掛けた

案の定、魚売り場は鰻一色

炭火焼きの高級なものまで並んでいる

結局、安くはならないので、他の食材を購入して帰宅した


鰻の稚魚が乱獲で減り、中国でその殆どが養殖され、日本を始め、最近ではロシアの日本食ブームを背景に輸出量が増えているそうだ

これでは益々鰻は幻になる


家に帰ると次女の嫁ぎ先から届いたお中元は、なんと鰻の蒲焼きであった

早速、お礼の電話をしてから、それをひつまぶしにして、一家で分け合って食べた

お陰で、世間並みに鰻が食べられました

有難い事です