カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

イルカ雑感

2015-12-19 08:53:59 | 日記
 水族館で楽しい芸を披露するイルカたちを見た。

 
 (ボール運びをするイルカ)
 
 (3頭で揃ってジャンプをした後、観客席の近くの浅い部分に乗り上げてアピールするイルカたち)

 確かにイルカは頭良さそうだ。

 ふと、このイルカはどこからやって来たのだろうと思った。

 イルカを捕獲して世界中の水族館に提供しているらしい日本の状況が非難の対象になっているが・・・。

 捕鯨といいイルカ猟といい文化の違いはとかく摩擦を生む。

 血のしたたるビフテキを食べながら捕鯨ばかりを非難するのはおかしいと反論する日本人もいる。

 つくづく思うに家畜は人間に食べられるために運命づけられていて、それ以外の野生の動物とは違うという合理的な約束事が都合良く宗教の中に組み込まれている西欧社会との違いは、極端な形で対立表現されることが時々ある。

 「平和のためなら戦争をしても良い」とか「正しい人殺しもある」などといった表現とどこか似ている。

 有明海の天草沿岸には沢山のイルカが泳いでいる。

 
 (有明海のイルカ)

 幾つかの集団があり、群れで泳いでいるのを船上から見ることが出来る確立は98%以上だという。

 数年前、私は下見をして確認した後で仲間を案内したのだが、当日は見えない方の2%に該当して皆をガッカリさせた思い出がある。

 ここでは漁業と観光としてのイルカウオッチングの関係が微妙であるが、お互いに相手の立場を思いやる何らかの処置がとられているのだと思う。

 それにしても、野生の猿・鹿・いのしし等の農作物への食害が深刻になってきている。

 狩猟をする人が少なくなったからだという話もあるが、人間の営みが野生の棲息環境を変えてしまったことが最大の理由だろう。

 野生の猿や越冬する鶴などへの餌付けには、複雑な思いが交錯する。

 
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コメント
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