カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

大豆の収穫とカラスの取り合わせ

2016-12-19 14:15:33 | 熊本地震
 稲刈りが終わった後の稲の切り株から青い芽が伸びるような季節になってしまった。

 一割減反とか割り当てられて転作を余儀なくされたり、休耕田になってしまう田んぼも去年までは普通に見られた。

 今年は地震で用水路が被害を受け、かろうじて水が引けて稲作が出来た田んぼ以外は休耕か転作かを自然に強要された。

 転作の大部分は大豆が占めていたように思う。

 殆どは葉っぱも落ちて茶色になってただ立っている大豆はいつどのように収穫するのだろうかとちょっと気になっていた。

 田んぼ沿いの歩きコースを歩いていてついに収穫の現場に遭遇した。

 
 (大豆収穫中のコンバイン)
 この辺りではかなり珍しい大型のコンバインで大豆の収穫が行われていた。

 豆はある程度貯まったところで、農道脇に駐めてあるトラックに積み込んでいるのだろう。

 コンバインでの収穫は稲の場合は毎年お馴染みだったし、収穫にあわせて現れる鳥もお馴染みのサギだった。

 
 (稲の収穫に付き合っている白サギ)
 米が欲しいわけではなくて、作業に伴って飛び跳ねたりチョロチョロと顔を出す昆虫などが目当てなのだ。

 それでは豆の収穫には何が付き合っているのかとよくよく眺めると黒い鳥が見えた。

 
 (待機中のカラス)
 そう言えば「権兵衛が種蒔きゃカラスがほじる」っていう言葉通り、ちゃんと豆つながりでカラスが来ているのに驚いた。

 カラスのことだからきっと目的は昆虫などの副次的な物ではなく、ズバリ豆が目的なのではあるまいか。

 例年の何倍もの作付け面積を占めている今年の大豆の収穫日は、カラスにとっても絶好の収穫日和というわけだろう。

 
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コメント
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