熊本地震で全壊してしまったお墓の建て替えがやっと完了して昨日は法要を執り行った。
我が家の仏壇に一時避難の憂き目にあっていた先祖の骨も、やっと定位置に落ち着くことが出来るというわけだ。
(完成した墓)
とにかく「小型」で「シンプル」で「地震に強そうな構造」でしかもここが重点なのだが「価格が手頃」でという比較検討をして決定したものだ。
地震の後死んだ祖父母の夢を2度ほど見た。
遺骨が我が家に引っ越してきたために、脳のどこかにインプットされた意識の発露だったのだろう。
特に法要をする当日の朝の夢はとてもリアルで、車など運転した事も無い祖父が祖母を車に乗せて現れ「後ろから付いてくるときは車間距離を詰めすぎるな」と言って、我が夫婦が乗った車の前を出発しようとするところで目が覚めたのだ。
思えば骨壺をいくつも仏壇に並べた時は違和感を感じたが、9ヶ月間毎日手を合わせているうちにそれが自然になってしまって、お墓に戻すことに一抹の寂しさを覚えている自分に気がついた。
相方も同じ感慨があったようで、「墓の中は寒いだろうね」とぽつり。
地震の場合や隣家が倒壊して我が家に被害が及んだ場合の対策として、骨壺はすべて一つ一つに緩衝材で保護していたのだが、その緩衝材を活用して耐震と防寒の真似事をすることにした。
思えば地震の頃は新緑が目立つ頃だった。
庭の青鴫立というモミジも若葉が芽だったころだった。
青のまま枯れた葉っぱだったので、葉を落としたら再び9月頃から葉が出始め12月の今頃紅葉している。
多分こういう特質をもつモミジなのだろう。
季節の移ろいとともに、非日常の状態であった仏壇回りもまた一つ日常に戻った。
「人生を生かされ生きて仕舞風呂」
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我が家の仏壇に一時避難の憂き目にあっていた先祖の骨も、やっと定位置に落ち着くことが出来るというわけだ。
(完成した墓)
とにかく「小型」で「シンプル」で「地震に強そうな構造」でしかもここが重点なのだが「価格が手頃」でという比較検討をして決定したものだ。
地震の後死んだ祖父母の夢を2度ほど見た。
遺骨が我が家に引っ越してきたために、脳のどこかにインプットされた意識の発露だったのだろう。
特に法要をする当日の朝の夢はとてもリアルで、車など運転した事も無い祖父が祖母を車に乗せて現れ「後ろから付いてくるときは車間距離を詰めすぎるな」と言って、我が夫婦が乗った車の前を出発しようとするところで目が覚めたのだ。
思えば骨壺をいくつも仏壇に並べた時は違和感を感じたが、9ヶ月間毎日手を合わせているうちにそれが自然になってしまって、お墓に戻すことに一抹の寂しさを覚えている自分に気がついた。
相方も同じ感慨があったようで、「墓の中は寒いだろうね」とぽつり。
地震の場合や隣家が倒壊して我が家に被害が及んだ場合の対策として、骨壺はすべて一つ一つに緩衝材で保護していたのだが、その緩衝材を活用して耐震と防寒の真似事をすることにした。
思えば地震の頃は新緑が目立つ頃だった。
庭の青鴫立というモミジも若葉が芽だったころだった。
青のまま枯れた葉っぱだったので、葉を落としたら再び9月頃から葉が出始め12月の今頃紅葉している。
多分こういう特質をもつモミジなのだろう。
季節の移ろいとともに、非日常の状態であった仏壇回りもまた一つ日常に戻った。
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