昨日の天草行きは、藍のあまくさ村で海産物を買うことと、相方の運転の練習だった。
ただ、海産物の中には冷凍のものがあって、保冷バックを2個準備していたが、最後に立ち寄ることにした。
(世界文化遺産:三角西港)
途中でちょっと休憩。
お茶とトイレと・・・。
コロナの影響か、来訪者が少なかった。
家を出るときから、運転していた相方がここで急に交代を申し出てきた。
やっぱり助手席がのんびりしていいのだと言う。
天草五橋を越えて、途中にある大きなタコのモニュメントがある道の駅「リップルランド」で、早めの昼食をとるため立ち寄った。
(リップルランド:海への歩道橋)
ところが何となく静かで様子がおかしい。
駐車場には何台かの車が駐まっているのだが、レストラン周辺が静かすぎる。
近づいてみると「本日定休日」とあった。
少し早めの昼食のつもりだったが、逆に遅めの昼食覚悟で牛深まで脚を伸ばすことにした。
(牛深:ハイヤ大橋)
牛深はハイヤ踊りが有名である。
特に女子高生の踊りは、元気が良くて踊りのキレがいい。
熊本で踊りを3つ挙げろと言われたら、牛深の「ハイヤ踊り」熊本の「おてもやん」山鹿の「灯籠踊り」を推挙する。
気っ風の良い「ハイヤ」、滑稽な「おてもやん」、優美な「灯籠踊り」と極端に違うところが面白い。
その牛深ハイヤの曲が流れる、港の一角にというかハイヤ大橋の真下付近にあるレストランでのんびり港を眺める。
遠くに鹿児島県の「長島」が霞んで見える。
(牛深~長島フェリー)
霞んで見づらいが、長島には風力発電の風車が幾つも立っている。
中間付近に島があるので、橋を架けようと話が出ていた。
景気の低迷が長く続き、いつしか3県(長崎~熊本~鹿児島)架橋の話も尻つぼみ。
そういうことで、フェリーは庶民の脚として今も活躍し続けている。
帰りには、本来の目的だった物産館「あまくさ村」に立ち寄った。
(天草四郎とアマビエ)
高台には、天草四郎の銅像がたっているのだが、最近出来たらしく新しい「アマビエ」の像が手前に建っていた。
カメラのアングルによっては、天草四郎がアマビエの頭に乗っているようにも・・・。
防疫万全、疫病退散、君禍終息、平穏無事が肥後の妖怪アマビエの御利益である。
ここまで、コロナ禍が続くと確かにアマビエにも縋りたくなる。
実は我が家にも、アマビエの姿を書いたお守りが4枚ほどある。
子供達が帰省したなら、渡そうと思って余分に頂いてきたものだが、去年から誰一人帰省をしない。
幸いマスクや手洗いなどを徹底しているので、かえって例年より健康で風邪も引かないのだとか。
帰りの車の中で、次に出かける場所を相方と約束してしまった。
久しぶりに、大分の「原尻の滝」ということである。
彼処は、滝も凄いがその近くのチューリップ畑が良かったことを思い出した。
名目は「運転の練習」だが、いつ運転交代を命ぜられるか分らない。
「やることを放っておいて野に遊ぶ」・・・・しろ猫
何だか耳が痒い。
誰か噂をしとるな。