今日は相方の運転練習を兼ねて、山鹿の日輪寺にツツジを見に行った。
日頃車を運転していないし、車も替わったので習熟運転というやつである。
頃は花の季節だし、毎日違った花を求めてプチ遠出というわけ。
ただ、運転交代と突然言い出すが、無理は禁物なので交代することに。
(山鹿:日輪寺のツツジ)
桜が散って、ほぼ葉桜状態になっていた。
毎年桜を見に来ると気の早いツツジは咲きかけていたものだ。
ツツジは種類が様々なので、満開のものもあればまだ蕾が小さいものもあって、かなり長い期間楽しめそう。
(八重の桜)
もうかなりの老木で、ほとんどの枝は枯れていた。
それでも辛うじて咲いている八重の桜は、花もまばらではあったが薄いピンクがかった白で凛としていた。
(若い八重桜)
こちらは、まだ若い元気いっぱいの八重桜で満開だった。
桜は少し離れて見た方が綺麗だが、八重の桜は近づいた方が綺麗に見える。
八重桜の葉っぱを見ると、直ぐ桜餅が頭に浮かぶ。
(頂上の古墳)
桜とツツジで満載の山だが、頂上は古墳になっている。
古墳にもツツジが植えられている。
ツツジを見ながら、右へ左へと大きく蛇行しながら登って来た道を引き返す。
下りは体力を使わないので、花を見たりお喋りをしたりしながら皆さんユックリと。
この日輪寺は赤穂義士にも関係が深い。
(堀内伝右衛門の墓所)
ここ日輪寺には、赤穂義士17人の遺髪が祀られている。
赤穂四十七士は、細川家・松平家・毛利家・水野家にお預けの身となり、細川家は大石内蔵助以下17人を預かっている。
堀内伝右衛門は接待係の一人で、切腹を前に遺髪を貰い受け、菩提寺である日輪寺に遺髪塔を建立し、八十三年の生涯に亘り守り続けたという。
今でも、義士の命日には慰霊祭が執り行われている。
日輪寺のある山鹿と、討ち入りの太鼓の山鹿流の陣太鼓は関係はないらしいが、同じ山鹿という名は何かの縁か。
さて、春から初夏にかけて、各所でいろいろな花が見頃を迎える。
運転練習と銘打って車で出かけ、花を見ながら木陰で弁当を食べて、帰ってくるだけの単調な繰り返しも悪くはない。
「コロナ禍に夏日にマスク・サングラス」・・・・しろ猫