不思議な場所のお供え物
コイン精米に出かけた時のことである。 ちなみに玄米10Kgまでなら100円でOKである。 米も搗きたては、新米並みに美味しいので10Kgずつ毎回コイン精米へ。 ......
一年前のブログに、コイン精米機の横のお地蔵さんへの供え物のことや、境界ブロックの上のお米の事をUPしている。
あれから1年が過ぎ、周りの様相も随分変わった。
コイン精米は撤去され、一帯は整地されて複数の店で構成された賑わい拠点が出来つつある。
(復興賑わい拠点:BOX PARK)
鋼製のボックスを組み合わせたような商業施設が出来た。
我が町は地震による被災地の、区画整理や道路拡張に伴う移転や再建など、既存の商業の為のインフラ整備が進行中。
そのため営業できない商店等のため、売り場や憩いの場を提供しようと建設された。
まだ、100%の状態で営業は出来ていないが、可能な店から営業を開始している。
そう言う事情で、境界ブロックの左側の地蔵さんは残ったが、右側のコイン精米機は無くなった。
家から一番近い便利な精米機を求めて、ウロウロする1年間だったがついに精米機が帰ってきた。
このBOXPARKなる施設の一角にコイン精米機を発見したのだ。
誠に喜ばしい限り。
昨日は、JAの野菜の「採れ立て市場」の帰りに、相方が小さなパン屋さんが開店しているのを発見。
(新装のパン屋さん)
さっそく立ち寄って、パンを購入した。
我が家には珍しく、昼飯がパンになってしまった。
JAの「採れ立て市場」のレジにもいた体験学習の中学生がパン屋にも居た。
その後訪れた図書館にも居たので、彼方こちらに分散しての体験学習だったのだろう。
町の構造を変えてしまうような区画整理や、道路拡張工事で仮設住宅住まいを続けざるを得ない人。
どういう形にしろ、取り敢えず営業を続けたい商業に携わる人。
さまざまな人達の、さまざまなニーズに応えながらの復旧・復興は、それなりに時間が掛かる。
ただ前に進みつつあることは確かなようだ。
私にとっては、コイン精米機が帰って来てくれてとても嬉しい。
「あれやこれ四季にうつろう風の色」・・・しろ猫