もっぱら陽の落ちる頃から歩くことが多くなった。
カメラを向けても、うまく写らないことが多い。
ぎりぎり田んぼ等では、残照で辛うじて写せる時もある。
(田んぼの夕日)
田毎の月ならぬ、田毎の夕陽と言いたいところだが、田んぼの状況によって上手くはいかない。
田植えの時期によって稲の生育が異なるので、もう水面も見えない田んぼも多い。
(雲仙普賢岳)
低い位置に雲が垂れ込めている場合が多い。
低い雲なので、雲の上に顔を出す雲仙岳が見えることもある。
普賢岳の丁度中央付近に、ちょこんと尖ったような溶岩ドームも見える。
有明海をはさんだ向こう側にある山とは思えない近さにそそり立つ。
雲も太陽の位置に応じて刻々と色を変えていく。
一本の飛行機雲も、時間と共に不鮮明になりながらユックリと風に流されていく。
かなり強く吹いていた西寄りの風も、しばし凪の時間を迎える。
すると、水路沿いの道路や路側帯の白い線の上では、目に見えない程の虫が飛ぶ時間帯となる。
極小の虫の大集団のなかに顔を突っ込もうならば、目と口は開けてはいられない。
網状のものでも被らないと駄目だと去年もブログに書いている。
で、歩きながら良いことを思いついた。
(コロナ対策用のフェイスガード)
眼鏡のフレームの前方を、プラスチックでガードしたものである。
帽子を被って、マスクをしこのフレームでガードすればおそらく虫に対しては万全だろう。
対コロナ対策は、対虫除け対策に通じていた。
ただ、明るいうちはちょっと恥ずかしい。
虫が見える時間帯は避けられるので、暗くなって虫を避けられない時間帯からならいいかも。
今夕はサッカー観戦なので、明日の夕から試用してみよう。
「マスク越しなお滑舌が悪くなる」・・・しろ猫