昨日に引き続き、相方の慣熟運転PAT-2は南阿蘇の高森町。
高森町は、南阿蘇の一番奥まった位置にあり、南阿蘇鉄道の終着駅。
7月に南阿蘇鉄道が地震災害から復旧し全線再開となり、少しずつ客足が戻って来た。
(南阿蘇鉄道)
カンカンという警報器の音と共に、終着の高森駅に列車が近づいてきた。
(高森駅に到着した列車)
座席はほぼ満席の状態になっていた。
平日の午後といった時間帯だったが、観光で訪れた人達が多かったようだ。
(ワンピースのラッピング列車)
漫画のワンピースのキャラクターがラッピングされた列車が停まっていた。
(ワンピースのキャラクターの像と列車)
ここ、高森町の高校では全国でも珍しい「漫画学科」がある。
駅も、若い訪問者が多い印象を受けた。
日本語ではない言葉がホームに飛び交っていた。
さて、高森町を慣熟運転コースに設定した目的は2つあった。
一つはプロ野球ペナントレース順位当て結果による食事会。
これは、私も相方も3個チームの順位が当って同率となり割り勘が決定。
もう一つの目的は、この高森駅と近くの湧水トンネル公園脇の赤い蕎麦の花を見ること。
(赤い蕎麦畑を囲む花々)
コスモス、キバナコスモス、マリーゴールドなどが花盛りだった。
(赤い蕎麦の花1)
蕎麦の花は白が一般的だが、赤い花は珍しい。
赤い蕎麦の花は、色合いも落ち着いていて、けばけばしさはない。
風にそよぐ様は、清楚な蕎麦の花の流れを汲んでいて、なかなか風情がある。
この高森から外輪山を越えて東に向かうと白い蕎麦畑が一面に広がる波野がある。
近くの道の駅には、岩戸神楽の舞台もあるし蕎麦処として賑わっている。
ただ、この赤い花の蕎麦がどんな味なのかは知らない。
まさか、赤い蕎麦粉ということもあるまいが・・・。
さて、今度は新酒の蔵出しの頃に訪れてみたいと熱望する。
「青空に噴煙 赤い蕎麦の花」・・・しろ猫