カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

城のお話

2023-10-06 10:42:51 | 日常あれこれ

  朝晩は、涼しさを通り越して薄ら寒く感じるようになってきた。

 昨夕は、半袖を長袖に替えて歩きに出た。

 放射冷却を予感させるような夕焼けだった。

 

 (昨夕の夕焼け)

 天気予報でも、最低気温は16度Cなどと威かされ毛布を一枚追加した。

 そして、今朝は抜けるような青空で気温も低く、空気の入れ換えに開ける窓もちょっと躊躇した。

 しかし、時間が経つにつれて少しずつ薄雲も現れ、明日からの天気の伏線を張りはじめた。

 

 (午前中の空)

 明日以降は曇りベースで雨の予報もあるから、いよいよ季節の変化が本物になる予感が・・。

 当地の新聞では、10月1日の朝刊から毎日全国のお城が紹介されている。

 城郭研究家の濱口和久氏の紹介文と写真が毎日掲載されるので、久々に切り抜きを始めた。

 

 (ニッポンのお城図鑑の切り抜き)

 お城に興味をもっているのは、私よりむしろ相方の方。

 二人で旅行に出る際は、必ず近くの城を訪ねるのが通例である。

 というより、むしろ城をメインに旅行を計画する。

 私も負けじと、謡曲の舞台となった場所を計画に入れる。

 したがって旅行の目的は古いものを訪ねる旅になってしまう。

 ・・・・・・

 さて、城と言えば家族にとって自宅はささやかな城とも言える。

 2軒隣のお宅で、早朝から破壊する機械音や運搬する車の音が響いてくる。

 

 (リフォーム工事中の住宅)

 ウオーキング時に、覗いてみたら「そっくりさん」とかいう看板が・・。

 つまり新築ソックリにリフォームするということだろう。

 このお宅は、年配の男性がとてもよく両親の面倒をみておられた。

 10年くらい前までは、十数軒あった隣保で、年に2度は会食をしたり温泉に出かけたりしていた。

 やがて、高齢化の流れでそうしたイベントが困難になり中止され、やがて地震によって半数近くが倒壊離散。

 復興も進み、現在新しい住民の方が多い状況になったが、関係は回覧板を回す程度である。

 くだんのお宅のリフォーム発注者は、あの男性の名ではなく別の名前の表示がなされていた。

 築城ン百年の行事が、各所の城郭で行われているが、個人のお城の寿命は短い。

 持ち主は別として「そっくりさん」で継承されていく家はむしろ長命の部類なのだろう。

 「現実と過去が同時に進む夢」・・・しろ猫

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コメント
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