カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

松江では小泉八雲でしょう

2016-11-07 09:07:42 | 旅行記
 松江では「小泉八雲」は外せない。松山で夏目漱石というより「坊ちゃん」が外せないが如くである。

 松江城・八雲記念館・八雲旧居の三点セットの入場券を購入した。

 
 (小泉八雲旧居)
 武家屋敷であったものを借りていたので家の造りは武家屋敷そのものである。

 いろいろな資料は、隣の小泉八雲記念館に展示されていて、ここは純粋に建物の構造や部屋からの庭の佇まいを楽しむ趣向になっている。

 
 (南と西側の庭の一部を望む)
 八雲は自分が住んでいる部屋から眺める、庭について北側の庭・西側の庭・南側の庭というように庭の設えを細かく表現した随筆作品を残していて、反対にその作品を思い描きながら庭を眺めると八雲が日本の庭にどのように感じを持ったかが分かる。

 入場券はどうやら本来は四点セットらしかったのだが最後の「武家屋敷」は抹消されていたので別料金かと思ったら、内部等の整備のため長期に亘って休館となっている。

 
 (武家屋敷)
 公開されていたのはここだけであるが、一帯は武家屋敷である。

 不思議なもので、小泉八雲も夏目漱石も松江や松山には1年ちょっとしか住んでいない。

 八雲はこの後熊本の旧制五高で3年ほど英語を教えている。

 八雲の後任として五高の英語教師として松山から赴任して来たのが夏目漱石で英国留学までの4年ほどを熊本で教えている。

 漱石は引越魔で何度も住居を替えていて熊本には旧居が何軒も残っている。

 一番お馴染みなものは坪井の旧居である。

 小泉八雲の旧居も市の中心部の一角に移築されて残されているが松江ほど有名ではない。

 お城と町の関係性や、二人の英語教師の関わり合いや旧居といい松江と熊本は妙に似ている。

 少し違うのは街中の蕎麦屋の多さは松江の方が圧倒的に多い。

 
 (蕎麦屋「八雲庵」)
 ぐるぐる回っていたら腹が減ったので蕎麦を食うことにした。

 うまい!

 ただカロリー的にはうどんより高いらしいからヘルシーなんて喜んでばかりもいられない。

 さて一句「外人に日本の良さを教えられ」

 日本滞在中の外国の若い女性に、隠れた紅葉の名所を教えられて訪れたこともあったが・・・。

 たしかもう暫くすると見頃の時期がやってくる。

 
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