人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

KOのインパクト

2024-10-15 09:52:36 | 雑記
この13,14日には、かつてない程多くのボクシング世界戦の他注目のカードが組まれ、それぞれ残念だった選手、辛うじて勝った選手、激闘の末勝利した選手ありで、いっぱいあって正直誰がどの試合だったか分からなくなりそうなのですが...
やはりトリ、圧巻だったのは、この人...中谷潤人です。もう、それまでのすべての試合のことを忘れてしまいそう!...この試合を見るまでは、モンスターの相手として、一昨日、1RKO勝ちして調子こいてる、問題児カシメロの存在が浮かんだのですが、それもどっかへ行ってしまいました。
いやあ、このKOのインパクトは、スゴイ!
モンスター井上の試合のように、これからは独立したメインカードとして見たいですね。
中谷選手は、見るたびに新たな優れた一面を見せてくれます。成長が著しいのでしょう。
今回は、接近戦でロープに追い込まれても、強烈なアッパーを連打してみせてくれました。
離れても、中間距離でも接近戦でも強い!...もう、これに匹敵するボクサーはモンスターしか居ない!
減量苦が伝えられているようなので、スーパーバンタム級に上げるのは時間の問題だろうし、バンタム級では一寸敵が居ないという感じだし。
モンスターも来年にもフェザー級転向の話が伝えられています。そうなると、陣営は早くドリームマッチ実現に動かなきゃならなくなるでしょう。(アメリカ陣営が動けばどうにかなるのでは?)
いやあ、夢の日本人によるPFPランキング.ボクサー、それも無敗同士の対決ですよ。先日のライトヘビー級統一戦、ベテルビエフービボル戦(ビボル惜しかった!)に匹敵するくらいかもしれません。
この機を逃したら、日本ボクシングの...いや世界の、と言ってもいい歴史的一戦は幻になるかも知れないのですよ。
だから来年の夏くらいには実現するであろう!、と私は予言したい!...その先は世の中どうなるか分からない!(まあ、そういう話はここでは”当たらない”でしょうが...)
試合予想?...分かりません。結果はともかく、お互いがもう、正真正銘、過去最強の相手と戦うことになるのは間違いありません。
現時点では、6:4くらいで、スピード、ディフェンスにやや勝り、全体的に(巨人打線のように)コンパクトにコンタクトしてくる井上が有利かな、と思いますが、実現が延びる程この比率は縮まることでしょう。
私的には、このブログと共に歩んで来たと言ってもいい、モンスターを気持ち応援せざるを得ません。私はそのキャリアの中に、本当の意味で歴史に残る一戦というページが刻まれて欲しいのです。歴史に残るボクサーには、それが付いてまわるものなんだ。
だから、ボブ.アラムさん、頼みましたよ!



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進撃しない巨人

2024-09-29 10:19:41 | 雑記
今季プロ野球セリーグ、ペナントレースは巨人が制した!
野球をネタにして書くのは初めてです。
だって、最近のプロ野球面白くないですもん。...
いい選手は、メジャーへ行ったり、他球団に移ってしまう...どうしても全体のレベルは下がらざるを得ない...ポスティング、FA制度が野球をダメにしたと言っても過言ではないでしょう。
今の日本の野球界で、本当のエースと呼ぶに相応しい投手は、10年くらいの長いスパンで見て、巨人の菅野くらいしか見当たらないではありませんか?
ああ、江川、遠藤、小松、北別府らがしのぎ合っていた時代が懐かしい...15勝以下の最多勝投手なんて居なかったんだぞ!...テレビにかじり付いて観ていたもんです。それが今は...やってないとキタ、もう!
そんなだから、アタシャねえ、特別贔屓にしている球団てのは無いんですよ、ええ...
とはいえ、今季セリーグは稀にみる混セで、夏頃から広島、巨人、阪神の3強三つ巴の様相を呈して来て、いよいよ勝負の9月に入って、まず首位巨人と一ゲーム差で追う広島カープの優勝の行方を大きく占う三連戦が10日からマツダスタジアムにて行われました。
この時点で、私はゲーム数が多く、負け数が少ない、カープが7ー3で有利と見ていました。
しかも同球場は、巨人にとって鬼門!...いつも何かが起こって勝利が逃げてしまう場面を何度観て来たことか!
ここで、阿部新監督は、賭けに出る。エース菅野をローテーションを崩して、第一戦にぶつけてきました。そうなると、何が何でも勝ち越さなければならない。もし負け越したなら、後に引きづるだろう...
ということはですね、三連勝、連敗というのは無いと思っているのですよ。普通は!
して、フタを開けてみたら...第一戦は相手投手は最近調子よくない森下だし、これは順当に勝つとして...ちょっとスンナリ点が入り、いつものカープの粘りが感じられなかったのが気になりましたが...
しかし、第二戦は、打てそうで打てないアドゥワがカープの先発で、やっぱり打ちあぐんでしまい、いつも打線の援護の無いグリフィンが少ない失点で耐える、という見慣れたパターン。
これがいつものしぶとく、粘っこいカープの強さなんだ!...8回までは!...
そして、9回には安定感バツグンのストッパー、栗原が登板...万事休すか、これも予想通り?...しかし私は”何かが起こる予感が!...”と言う、ウグイス嬢「うさほー」の言葉を信じて動画配信を観ていたのでした。
すると...本当に起こってしまったではありませんか!...あの栗原がボールを連発!...それもハッキリ分かるボールで満塁から押し出し...挙げ句に死球!、明らかに動揺している、打たれる...負の連鎖は止まらない!、投手が交代しても...して、この回だけで 9失点!
こんな逆転劇など見たことありません。逆転満塁ホームランというのは有りますよ。2000年の巨人が優勝を決めた球史に残る逆転劇とか...あれも四球絡みだったけど、ホームランというのはあり得ることで、それもその時は5点止まりだったのです。
今度の場合、最初の方の得点はまったくバットを振って打った訳では無いのです。
これは、ほとんどカープの自滅と言ってもいいでしょう。
そして、三戦目は、やっぱりそのショックを引きづっているのか、まったく攻守に渡ってカープらしさは見られず、完敗を喫してしまったのでした。
僅か数日間で、まったく別のチームになってしまったようです。それがこれだけで終わらなかった...ズルズルと連敗を重ねて行って、今はBクラス!...何とか負けじと食らいついていった、あの強く、しぶといカープはどこへ行ってしまったのか?
いや、本当に何が起きてしまったのだろう...新井監督は、実に選手思いで好感が持てるだけに残念です。
カープは、本当のエース格も、四番格も居ない中よく頑張った!...優勝争いをよく盛り上げてくれた!...Aクラスになれるかどうか、今の時点では分からないですが、今季セリーグを盛り上げたのは、この3強だったのは間違いないでしょう!
後の1強?...阪神でっか?、しらんわ!...「阪神のことは関係無いです。ご苦労様でした」(阿部監督談)
ウソです。一敗も許されない中で臨んだ、一昨日の同じマツダスタジアムでのカープ戦...やっぱりここは何かが起こる!...エラー絡みのサヨナラ負け!
試合後のセレモニーの間もずっと泣いていた責任投手の村上...可哀想でなりません(ストッパーでもないのに何で君が投げてんだ?)。あれが外国人投手か下柳だったらブチキレ必至だっただろう。いや、甲子園球場だったら暴動が起きていたかもしれない。
阪神もあの試合が象徴するように、打てない、守れないと言われながら、よく頑張った!
結局、勝つのは、エース、四番、ストッパーが確立しているチームってことなんでしょう。
(”あ...”、どこを贔屓にしているのか...とっくにバレてましたね...)
それにしても、このようにペナントレースを通して、打てなかったということもあってか、巨人が進撃した、勝ち抜いた、という感じがまったくしてこないのは私だけでしょうか?
やっぱり大きな分岐点になったのは、あの第二戦なのかなあ?
阪神?、だからしらん!
それはともかく、やらんでもええクライマックスシリーズ(今更だけど、やる意味ある?)是非ともこの3強でやって欲しいです!
そんで巨人はセカンドステージを制して、日本一を目指してと...果たして進撃はあるのか?...
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まさかの結末

2024-09-05 09:20:58 | 雑記
いやあ、こんな結末があったかあ!...

3日のボクシング、スーパーバンタム級世界戦。
挑戦者、ドヘニーは格下で、消化試合何て声もありましたが、彼は前の同級王者だったのですよ。一撃のパンチの破壊力もある、普通に強豪には違いないのです。
私はマジで、前回の挑戦者ルイス.ネリの保険(?)としてやって来た彼の方がネリより手強いと思っていました。
アイルランド人というのは、実にでタフガイ、不屈の闘志でガンガン前に出て来るというイメージがあるのですが...しかし、実際にフタを開けてみれば...あれえ、前々回、マーロン.タパレスが井上に対して取った、後ろ半身のスタイルなのでした。こういうタパレスの手本、今後も増えてくるのだろうか?
ネリの真っ向から打ち合うスタイルを賞賛する声もありましたが、勝負論からみたら、一発を浴びせるチャンスもあるだろうけど、その結果通り井上のカウンターの格好のエジキにもなります。
だから、タパレスがやったように、ディフェンスを重視し、スキあらばカウンターを打ち込むという戦法を取ったのでしょうが、ほとんどスキが無かったですね。
大方の予想通り、中盤の6ラウンド決着が見えてきましたが、まさか腰を痛めるとは!...私は足を捻挫でもしたのかと思いました。
いささか消化不良でしたが、モンスターも言っていたように、まあ、その長いキャリアの中ではこういう試合もありますよ。
彼の試合で特筆すべき点は、近年、レフェリー判断による、消化不良気味の、早いTKOによる決着が多くなった中で、ハッキリとしたダウンを与え、完全決着をつける試合を積み重ねてきたことです。これは、歴代の名王者をみてもあまり例が無いことですよ!
で、次の相手は今度こそグッドマン?...又、タパレス.スタイルを見ることになるのかな?

今回はどっちかと言うと、セミのバンタム級の、武居由樹と比嘉大吾の日本人同士の屈指の好カードの方を注目していたのでした。
私は、今まで日本人同士の試合も何度も見てきましたが、こんなにどっちも勝って欲しい、負けないで欲しいと思ったことはありません。
大体、どっちかがヒールに見える、あるいは仕立て上げられる?ものなのですが、フェイスオフの時なんか、にらめっこをやってるみたいで、如何にもイイ人たちっぽく見え、そのように感じてしまったのです。
しかし、勝負となると、私は大方に反して(?)、比嘉の僅差の判定勝ちを予想しました。
後頭部打ちの反則気味でしたが、ダウンを奪ったし、2ポイント比嘉が勝ったと思ったのですが...あれえ、こんな結末になったとは!
おそらく、比嘉も勝ちを確信して、最終回は敢えて打ち合わなかったのでしょう。だから武居の猛反撃を許すことになりました。
もし、そこで打ち合いに応じていたら...採点の結果からして、KOでもしない限り、良くてもドローだったのでしょう?
いや、こういう僅差の判定というのは、井上の試合と違って何とも、何度もモヤモヤした気分にさせられるものだけど...
これで良かったのか?...私の中ではどっちが勝ったのか分からないままなのです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好選手目白押し、日本人ボクサー

2024-07-21 10:22:21 | 雑記
半年ほど前、日本ボクシング界の黄金時代到来か、と中谷潤人を始めとした、トリプル世界戦のことを書いたのですが、まさかバンタム級の四つの世界王座を日本人ボクサーが独占してしまうようになっていようとは!...
その真打ちと言っていい中谷は、又々あ然とするような強さを見せつけて初回KO勝ち。
相手のアストロラビオは、「パンチが見えなかった」と言ってましたが、あの中谷のカマキリ.スタイルは、顔の辺りばかり意識させられ、ボディに強打が飛んで来るとは思わなかったのでしょう。ああいう秘密兵器があったとは!
本人は、井上拓真との統一戦を希望しているようですが、どうしてもその先に見据えられているであろう、井上兄とのモンスター対決に興味が行ってしまいます。
中谷のマトモに強打を食らった場面は、あまり見たことありませんが、あのひ弱そうな見た目の本当の耐久性はどうなんだろう?、あの半身のカマキリスタイルを突破出来るのだろうか?
モンスターの次戦も二転三転の末、ようやく決まり、フェザー級への転向も話題になっているようですが、もうこの相手は避けて通れまい!...何よりファンは納得しないでしょう?、何しろ、日本人同士による初のPFP対決なんですぞ!...信じられない!
井上弟の方は、個人的にはアマ時代からの宿敵、試合が流れて残念だった田中恒成との試合を見てみたいです。
そして又、バンタム級戦線を新たに確実に脅かす新星が出現!...そう、那須川天心。
こんなに短期間で、モデル.チェンジ出来るボクサーは見たことありません。
つい二戦前の試合を見た時は、防御の見切りがいいのに関心したけど、あんな手打ちではKOは望めまいと思ったものでしたが、踏み込みが鋭く、体重の乗ったパンチを打てるスラッガーに変身してるではないか!
これは、もう武居由樹との対決は必至かと思われます。その武居は、急遽九月に比嘉大吾との防衛戦が決まりました。
比嘉の、あの売り出し中の頃のノンストップ攻撃がよみがえれば...どっちに転ぶか分からないです。そうなると、天心との一戦は?...
要するに、このように日本人ボクサー同士の対決が次々実現して行きそうな流れにあって、どっちを応援したらいいか分からなくなってしまうということなのです。
何かみんな、昨日の田中のリング上の挨拶のように好人物のように見えて来て!
中谷の勝利者インタビューで横に座っていた、オラスクアガ選手もすごく親しみを感じて、何か青い目の日本人みたいに思えて、応援したくなりました。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンスターも人の子

2024-05-07 09:38:40 | 雑記
“あっ!“...
モンスターがダウン!...リングに這いつくばってしまったではないか!...一瞬何が起きたか分からない!
バランスを崩した時に上手く当てられたとか、プッシュ気味とかでなく、パンチをクリーンヒットされた、ハッキリ分かるダウンです。
その後、井上がウィービング、ダッキング、クリンチなどあらゆるディフェンス技術を駆使して、何とかしのぎましたが、それが出来ないボクサーなら間違いなく、挑戦者ルイス.ネリの畳みかけるような集中打を浴びて、その第1Rで終わってしまったでしょう。
ネリが最初からブンブン来るのは、予想通りだったですが、一発のパンチは無い。その大振りの隙をついて、カウンターを決めてあっけなく勝利か、と思ったら先に食ってしまうとは!
おそらく、井上は第1Rから決めてやろうと、打ち気に早ったところを突かれたのでしょう?
いやあ、“空振り“で有名な解説者内藤大助さんが言っていた、“万が一ネリが勝つのなら第1R、一発が当たり...“、ということに、あわやなりそうだったではありませんか!
いやはや、改めてボクシングは何が起こるか分からないですね。
思えば、その二日前に行われたバンタム級戦で、挑戦者西田が不利な予想を覆して、その予想外れの接近戦を挑んで、ダウンを奪って判定勝ちしてから、“これは何かあるかな“とは感じてはいましたが...
第2R以降は、“打たせないで打つ“、予想通りの展開になったのはさすが井上でした。第5Rの痛烈なダウンでほぼ決まってしまいました。
しかし、普通ならそれだけで、“強いな!“と思うものなのですが、私にはやっぱりあの井上初のダウンシーンというものがインパクトが残ってしまったのでした。
モンスターも人の子だった!
不用意にパンチを貰うこともあれば、ダウンもする。
当たり前の話です。私は井上にその人間以上の像を描き、期待し過ぎてしまったのでしょう。
いつかは負ける時もある。...
よく考えたら、ネリなんてボクサーがまだ無名のかけ出しだった頃から井上は、その無類のモンスターぶりを発揮していたのですよ!
ネリが曰くつきでチャンピオンになった時も勿論、その相手山中さんはとっくに引退しているのです。
あのその存在を世界に知らしめた、ナルバエス戦から延10年…これがもう驚くべきことなんです。アリもタイソンもパッキャオもその間は負けているのです。
これに匹敵するボクサーは、フロイド.メイウェザーか現役のテレンス・クロフォードしか思いつきません。
しかししかし、人の子である井上も今後は、年齢から来る動体視力の低下(今回はそれも要因だったのではないか?)、超級するであろうことによる、パンチ力、その耐久力の低下を見据えて行かなくてはならなくなるでしょう。
それでも私は尚、井上には不敗神話を続けて行って欲しいのです!
それが我々日本人の夢なのです。そして私はその同じ時代を生きているのです。
いつの頃か、私は井上が勝つたびにここで記事を書くということが恒例になってしまいました(私はね、当たり前の話、異次元の存在じゃないのですから!)。
不敗神話が崩れた時...それは、この場も閉じてしまう時なのかもしれない?
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする