この九月に何かが起こる…ひょっとすると世界が終わる?…なんて話が以前から一部で囁かれていました。
昨日仕事から帰って、テレビつけたら、なにっ!日本の終わりだって!…
”ましゃ”かの結婚報道だったのですね…
当事者にはメデタイ話でも多くの女性たちにはとても悲劇だったようです。
それにしても今月は、芸能界でも世相でもイロイロありました。
ま、私的には「めざましアクア」のMアナの続投決定でメデタシ…(何も起きちゃいなかったんだ…)
されど、「王様のブランチ」の本仮Oさんの卒業が悲劇です!…(土曜の休みはどうすんだ…)
この一週間ボクシングの世界戦が二日ありました。
いやあ、山中は危なかったですね。挑戦者モレノは下馬評通りの強敵でした。何か波乱が起きる予感がしていましたが、何せ今月の事ですから…モロにカウンターを貰ってしまった時は、”来たかあ!”と思ったものです。
でもそれ以外では技術戦になっても相手に引けを取らなかったのはさすがです。
まあ、終盤モレノがクリンチに出たことで、少なくとも山中の負けは無くなったと確信しました…あれは接戦の場合王者がとる作戦なので。
井岡は全く危なげ無かったけど、も少し詰めていってもよかったかなと思いました。
それにしても両者ともディフェンス面でも超一流だという事を改めて感じました。
海外ではメイウエザーは引退してしまいましたが、最近の傾向は防御に長けたボクサーが目立ってきたようです。
”出る””引く”の攻防のバランスが要求されるということですね。
私が世界戦となると欠かさず見るように、ボクシングに興味を持ったキッカケになった試合は、昭和48年3月、ハワイで行われたジュニア・ライト(現スーパー・フェザー)級戦フィリピンの若き王者ベン・ビラフロアに柴田国明がフェザー級に続く二階級制覇に挑んだ試合でした。ビラフロアは今でも私はスラッガーといったら、この男をイメージするほど見るからにワイルドな風貌で、"ビュン”と風を切るようなフックは迫力満点です。
強打者同士の一戦でしたが、ダウンシーンは一度も無し。でも一進一退の攻防はスリリングでホントに手に汗を握って見入ってしまったものです。
私はブラウン管の前で何度も、”出るな!柴田!””そうだ!下がるんだ!”とオカシナ叱咤をしたものです。
”一発でもあのパンチを食ってみろ、大の字だゾ…”という事は容易に頭に思い描けるのです。というのも柴田は強打者でもあるけど、グラス・ジョーでも知られていたからです。
終盤、ビラフロアが勝負に出て、あわやという場面もありましたが、一瞬モーションの大きいワイルドな左フックを外し、間髪入れずにワンツーをたたき込んで、サッとステップして下がるというヒット・アンド・アウェイ戦法が功を奏し、柴田は僅差の判定勝ちを収めたのでした。実にセオリー通りの勝利です。
この歯車が狂うとどうなるか…半年後の同じハワイでの戦慄のリターンマッチが見事に証明してくれました。
開始間もなく、前王者はガンガン前に出て来ました。そしてなんと!これに押されじと迎え撃つ柴田…”こ、これは…ヤバイんでは…”
と思う間もなく、両者交錯したかと思いきや、そのまま柴田はリングで大の字になってしまったのです。
”だから言わんこっちゃない!”ビラフロアの戦慄ワンパンチKO勝ち。(実は彼の必殺ブローは見かけの大振りフックでなく、見えないようなショート・パンチなのでした。後に”沖縄の星”上原康恒、”和製クレイ”柏葉守人もこれにやられました。)
半年前、思い描いた負のシナリオを見たようでした。
試合後の柴田の”日本の皆さん!ハハハ…ボク失敗しちゃった…ゴメンナサイ…”との清々しいコメントは今でも思い出します。
”出るときは出て、引くときは引く”それはセオリー。でも出ちゃったんだからしょうがない…柴田はビラフロアの試合前から放っていた殺気に飲まれたのでしょう。フタをあけなきゃわからないというのも勝負事です。
見えないところでもイン、アウトは行われているようです。
昨日仕事から帰って、テレビつけたら、なにっ!日本の終わりだって!…
”ましゃ”かの結婚報道だったのですね…
当事者にはメデタイ話でも多くの女性たちにはとても悲劇だったようです。
それにしても今月は、芸能界でも世相でもイロイロありました。
ま、私的には「めざましアクア」のMアナの続投決定でメデタシ…(何も起きちゃいなかったんだ…)
されど、「王様のブランチ」の本仮Oさんの卒業が悲劇です!…(土曜の休みはどうすんだ…)
この一週間ボクシングの世界戦が二日ありました。
いやあ、山中は危なかったですね。挑戦者モレノは下馬評通りの強敵でした。何か波乱が起きる予感がしていましたが、何せ今月の事ですから…モロにカウンターを貰ってしまった時は、”来たかあ!”と思ったものです。
でもそれ以外では技術戦になっても相手に引けを取らなかったのはさすがです。
まあ、終盤モレノがクリンチに出たことで、少なくとも山中の負けは無くなったと確信しました…あれは接戦の場合王者がとる作戦なので。
井岡は全く危なげ無かったけど、も少し詰めていってもよかったかなと思いました。
それにしても両者ともディフェンス面でも超一流だという事を改めて感じました。
海外ではメイウエザーは引退してしまいましたが、最近の傾向は防御に長けたボクサーが目立ってきたようです。
”出る””引く”の攻防のバランスが要求されるということですね。
私が世界戦となると欠かさず見るように、ボクシングに興味を持ったキッカケになった試合は、昭和48年3月、ハワイで行われたジュニア・ライト(現スーパー・フェザー)級戦フィリピンの若き王者ベン・ビラフロアに柴田国明がフェザー級に続く二階級制覇に挑んだ試合でした。ビラフロアは今でも私はスラッガーといったら、この男をイメージするほど見るからにワイルドな風貌で、"ビュン”と風を切るようなフックは迫力満点です。
強打者同士の一戦でしたが、ダウンシーンは一度も無し。でも一進一退の攻防はスリリングでホントに手に汗を握って見入ってしまったものです。
私はブラウン管の前で何度も、”出るな!柴田!””そうだ!下がるんだ!”とオカシナ叱咤をしたものです。
”一発でもあのパンチを食ってみろ、大の字だゾ…”という事は容易に頭に思い描けるのです。というのも柴田は強打者でもあるけど、グラス・ジョーでも知られていたからです。
終盤、ビラフロアが勝負に出て、あわやという場面もありましたが、一瞬モーションの大きいワイルドな左フックを外し、間髪入れずにワンツーをたたき込んで、サッとステップして下がるというヒット・アンド・アウェイ戦法が功を奏し、柴田は僅差の判定勝ちを収めたのでした。実にセオリー通りの勝利です。
この歯車が狂うとどうなるか…半年後の同じハワイでの戦慄のリターンマッチが見事に証明してくれました。
開始間もなく、前王者はガンガン前に出て来ました。そしてなんと!これに押されじと迎え撃つ柴田…”こ、これは…ヤバイんでは…”
と思う間もなく、両者交錯したかと思いきや、そのまま柴田はリングで大の字になってしまったのです。
”だから言わんこっちゃない!”ビラフロアの戦慄ワンパンチKO勝ち。(実は彼の必殺ブローは見かけの大振りフックでなく、見えないようなショート・パンチなのでした。後に”沖縄の星”上原康恒、”和製クレイ”柏葉守人もこれにやられました。)
半年前、思い描いた負のシナリオを見たようでした。
試合後の柴田の”日本の皆さん!ハハハ…ボク失敗しちゃった…ゴメンナサイ…”との清々しいコメントは今でも思い出します。
”出るときは出て、引くときは引く”それはセオリー。でも出ちゃったんだからしょうがない…柴田はビラフロアの試合前から放っていた殺気に飲まれたのでしょう。フタをあけなきゃわからないというのも勝負事です。
見えないところでもイン、アウトは行われているようです。