人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

梅雨空と紫陽花

2019-06-08 12:30:05 | 雑感
いよいよ関東も梅雨入りとなりました。
この時季の代表的な花と言ったら、モチ紫陽花ですね。
近所で、早咲きなのか、どういう訳か先々月くらいから紫陽花が咲いていたのですが、先月下旬の猛暑の折り、すっかり枯れてしまっていたのです。
ところが今朝通りがかってみたら、いつの間にか鮮やかな薄紫となって復活していました。
こりゃ、私の目の錯覚なのでしょうか?
そう言えば、誰かが言ってましたが、紫陽花はとても生命力が強く、独特の波動、気みたいなのを出す(実際に有毒の物質を分泌するらしいです)ので、室内で活けると体調、精神とも狂いが生じる要因になるのだとか...
紫陽花には何やら魔力があるともよく聞きます。
それともこの梅雨空自体に魔性があるのでしょうか?
平成15年、17年、昨年とPCの調子が狂ってしまい、私もオタオタ狂ってしまったのもこの月のことでした。
ただ、どういう訳かそのことがあってからブログの訪問者数が急増したりするのです。
PCがイカれたお陰でより性能が改善された訳だし。
そのように、梅雨はうっとおしいとか、スッキリしないとかネガティブなことばかりとは限らないのです。
野外に居ると雨はヤッパリうっとおしいですが、夜室内でよく眠れます。
雨音が他の気になる音をすべて消してしまうからです。
紫陽花はこの梅雨空でこそ一際輝きます。
いや、これは花に限らず、すべての自然鑑賞についても言えることで、日光が遮られることで、その色合いがクッキリ写し出されるものなのです。
好天だから良いってもんじゃない、自然鑑賞は曇り空がちょうどいいのです。(私だけか?)
だから、私の草花など自然に接した時の強く残っている印象というのは、夕暮れ時は別として圧倒的に曇り空が多いのです。
取り分け、紫陽花はこの時季ならではのものという感じがします。

どんより、ボヤけた景色にクッキリ顕れる、あの艶やかな魔性の輪郭...紫、青、紅、ピンク、白...どんだけ違う色彩があるのかi
まるでそのぼんやりとハッキリしない周囲を消してしまうように...
カタツムリとか、色んな虫たちもその魔性に引き寄せられるよう...葉っぱは穴だらけでも凛として咲いている...
これがしかし、桜などと違って、明るい日光に照らされるとすっかり色褪せてしまう...
ダーク、グレーな中でこそ光輝く...梅雨空ならではの魔性の花...

中学の頃だったか、"しようか"とか読んでクラスの笑いものになりました。
何がどうなったら、そう読めるんだi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする